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渡邊 正二 院長

SHOUJI WATANABE

全体のバランスに目を配り
永続性のある治療を提供していきたい

大学卒業後は赤坂にある歯科医院に20年弱勤務し、その後、訪問診療をおこなうために山形に赴任しました。その後2009年に『緑が丘駅前ワタナベ歯科』を開院。

渡邊 正二 院長

渡邊 正二 院長

緑が丘駅前ワタナベ歯科

世田谷区/奥沢/緑が丘駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科
  • ●歯科口腔外科

ラグビーで歯を折った経験がきっかけで、歯科医の道を志す

渡邊 正二 院長

医療関係の親戚が多いことから、当初は漠然とそちらの方面へ進むことを考えていました。それが歯科となったのは、高校生の時、ラグビーで歯を折ってしまったことがきっかけです。かなり不自由な思いをしました。食べるにも話すでも、どうにも思うようにならない。加えて、見栄えの問題もあります。身体の一部分だけど、これは大事な器官なんだということを痛感し、この道を志すようになったのです。大学卒業後は赤坂にある歯科医院に20年弱勤務し、その後、訪問診療をおこなうために山形に赴任しました。百聞は一見にしかずといいますが、本当にその通りで、「こういう診療もあるんだ」と実感することになりました。そこでは、こちらから行かないことには、治療を受けられない方がいらっしゃいました。寝たきりの状態であったり、障害を抱えてらっしゃったり。普段の診療は、患者さんがいらっしゃるのを待つものですから、そんなことが想像できなかったのです。
山形で経験したことは、心の部分にも大きな影響を受けたと思っていますが、近い将来、それを形にすべく、こちらでも訪問診療をおこなっていければと考えています。

『緑が丘駅前ワタナベ歯科』は、2009年に開院致しました(東急大井町線・緑が丘駅から徒歩0分)。ここはいわゆる“居抜き”の物件で、前に診療をされていた先生が田舎に帰られるということで、患者さんごと引き継いだ形になります。大学もこの近くで、私自身、この辺りに住んでいたものですから、二重の意味で縁の深い土地ということになりますね。

全体のバランスに目を配り、永続性のある治療を提供していきたい

渡邊 正二 院長

自分がして欲しいと思う、永続性のある治療を提供していきたいと考えています。仮に、自費診療でお金をかけたからといって、その歯が長持ちするわけではありません。治療後のメンテナンスも重要ですし、なにより、治療にかかる前に口腔内を良い状態に改善しておくことが重要です。
虫歯も歯周病も、そこに至ってしまった原因を突き止めることが肝心です。その認識がなくては、また同じことの繰り返しになってしまうからです。歯の健康は、全体のバランスによって成り立っています。場当たり的にピンポイントで治療をしたとしても長持ちするはずもなく、原因を知った上で、咬み合わせ等、全体に目を配って治療をしなくてはなりません。そしてそのことを、患者さんご本人にも理解していただくよう心がけています。

自分のお口の中に興味を持っていただき、予防治療に力を入れる

渡邊 正二 院長

お口の中の衛生状態が良くないと、長持ちする治療はしづらく、そのためには良い習慣を身につけていただく必要があります。皆さん、「磨いてますよ」とおっしゃるのですが、本当の意味でしっかり磨けている方は、まだまだ少ないというのが実情です。当院では定期的にお越しいただいて歯のクリーニングをほどこすと共に、ブラッシングの指導を徹底しています。
歯科医院にとって最大の役割は、自分のお口の中に興味を持っていただくことかもしれません。関心が少ないと、痛くなってから歯医者さんへ、ということになったり、歯磨きもおざなりになりがちです。
その辺りについては、私だけではなく、歯科衛生士を含めたスタッフが協力して事に当たっています。同じことを繰り返すのではなく、違う言い方を試してみる。それでも難しいのであれば、今度はアプローチそのものを変えてみる。判で押すようにはいきませんから、その人その人の個性を尊重し、ご理解いただけるように努力を続けていきたいと思っています。

SBC(歯周形成外科コース)での活動について

たとえばインプラント治療をおこなう場合、口腔内全体の歯周病の有無や進行状態をしっかりと把握しておかなければなりません。しかし、実際の現場では、歯周治療の知識や経験の不足から、適切な診断や処置がおこなえず、治療が不十分なものに終わってしまうケースがあります。私は、その基礎である歯周治療をマスターした歯科医師を育てるべく、SBCのアシスタントインストラクターを務めています。SBCは、『あおいデンタルクリニック』の青井良太先生が主宰する歯周形成外科コースで、ドクターのみならず、歯科助手や歯科衛生士も参加できます。豚を使った切開、剥離、縫合実習をアシスタントさんもおこなうことで、実際の治療の際、適切な補助がおこなえるようになるのです。
SBCは、インプラントに特化した技術の習得を目指しているものではありません。歯ぐきの高さを均一にする技術を応用し、審美や予防目的にも活用できます。やはり、引き出しが多ければ多いほど、治療の選択肢は広がります。より身体に優しく、長持ちできる結果を導けるよう、これからも研鑽を重ねていきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

何か症状が出た時には、それはもう“なんでもない”わけがないのです。症状が出てしまってからでは、時間や費用もかかることになってきます。だからこそ、なんでもない状態を維持していただくことが重要であり、そのためにも、お口の状態をチェックしに定期的に歯科医院にいらしてください。美味しく食べられて、快適で、美しく。いつまでもお口の健康を維持できるようなサポートを担っていければと考えています。

※上記記事は2015.9に取材掲載したものです。
個人の主観的な評価や情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

渡邊 正二 院長 MEMO

  • 出身地:山梨県
  • 趣味・特技:野球、ゴルフ
  • 好きな本:ノンフィクション
  • 好きな映画:洋画
  • 座右の銘もしくは好きな言葉:雨垂れ石を穿つ
  • 好きな音楽:洋楽全般
  • 好きな場所もしくは好きな観光地:山形庄内地方の風景、富士吉田市

グラフで見る『渡邊 正二 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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