藤田デンタルクリニック文京
文京区/水道/江戸川橋駅
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藤田 和則 院長への独自インタビュー
家系に医療関係者が多く、その影響を受け、歯科医師に
家系に医療に関係した人が多く、その影響はあったでしょうね。両親は違いますが、兄弟から親戚まで、医師と歯科医師しかいないという状況でしたから。中で歯科を選んだのは、子どもの頃から技術的なことを好んでいたことが関係したように思います。
当時の私に、大それた大義のようなものはありませんでした。ただ、目の前にあることを究めていくという気質は昔からあり、歯医者になったからには歯医者をしっかりやろうと考え、これまで歩んできました。
大学卒業後は、恵比寿に始まり、汐留・品川を経て、府中の歯科医院に勤務しました。恵比寿、汐留・品川は、いわゆるビル診療であり、入れ替われ立ち替わりいらっしゃる患者さんに対して、自費診療をメインとした診療をおこなっていました。技術的には非常に高いレベルのものでしたが、その価値観が、府中の歯科医院で一変することとなったのです。長い目で患者さんとお付き合いをし、虫歯ゼロを目指す。そのやりがいや楽しさは、実際に体験しなければわからないことでした。2015年に開院した『藤田デンタルクリニック 文京』は、府中で得た体験を私の地元で目指していきたいと考えてのことです(東京メトロ有楽町線・江戸川橋駅より徒歩5分)。
歯科の意味、予防の意味について
医科と異なるのは、歯科は治療によって元に戻すことはできないという点です。その意味で歯科の先端医療とは、欠損が起きてしまった場合や、悪くなってしまった場合の代替処置に過ぎないともいえます。もちろん、不幸にも歯を失ったケースについては、最上の治療をおこなえる用意もありますが、なるべくそれを用いないことが私の目標になります。ですから、「歯を削らせないでね、次来た時に虫歯があったらダメだよ」と患者さんにもよくお話するのです。
「定期検診で歯石をとりに来てください」と伝えられたことはないでょうか。しかし、それではダメなのです。歯石がついていればその分、骨は溶けているわけですから、それは予防の意味をなしていません。こちらには以前勤務していた病院から引き続いて患者さんがいらしていますが、その方達は誰一人として歯ぐきから出血をする方は少ないです。ここで診療を始めてまだ数ヶ月というところですが、いらっしゃる方皆さんに、そういう状態になっていただくことを目標としていきたいと思っています。