榎本歯科医院
中央区/銀座/銀座駅
- 歯科
- 矯正歯科
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榎本 純男 院長への独自インタビュー
大学教師から開業医へ転身。
祖父、父と2代つづく歯科医師の家庭の長男として、小さいときから歯科医師になるべく育てられました。ごく自然な流れです。現在、実家の歯科医院は弟が継いでくれています。
大学を卒業して大学院へ進んだあとは、大学の教師の道へ。歯科医師を目指す学生たちに理論や臨床、そして医師としての考え方など、さまざまなことを教えていました。
うそのない研究、それに基づいた正しい臨床、そして後進の育成が大切だと考えていたのです。
しかし、そんな自分自身に疑問を持ったのが40歳を過ぎてからのことです。ふと自分は何をやっているのだろうと。大学という守られた環境の中で単なる理想論を振り回しているに過ぎないのではないか。このままでは、社会のことも患者さんのことも理解することは出来ないと思い、大学を辞めて47歳のときにこの歯科医院を開設しました。
「露出度ゼロ、透明度ゼロ」のこだわりを実現。
開業することに周囲はみな大反対でした。今まで積み重ねてきた研究はどうするのか、あるいは、学生たちを教えてきたことはどうするのか、お前はアカデミアに残るべきというお叱りをいただきました。しかし医学は実学です、像牙の塔を出て社会の中で自分の考えが正しいかどうか学んでいくことが重要であると考えました。開業の場所に関しては、随分と悩みました。その結果、丁寧な仕事をするのに最適な場所は銀座であると結論しました。
子供の頃から馴染みのある街であることも確かです。銀座通りに面していて駅から近い、バリアフリーで管理がしっかりしている、これらの条件は私の希望にマッチしました。東京メトロ銀座一丁目駅から数十メートルです。しかも、ビルの8階の一番奥という目立たないスペース。そこに「露出度ゼロ、透明度ゼロ」の歯科医院がつくりたかった。目立つ看板を掲げず、入り口は木のドアで中は一切見えません。今歯科医院がたくさんある時代だから、こういうことが許されると思ったのです。歯科医院が多くあるにもかかわらず、お困まりになっておられる患者さんがいらっしゃることも事実です、ですから本当に困っておられる患者さんをお迎えしたいと考えたのです。