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黒田 昌崇 院長

MASATAKA KURODA

患者さんを笑顔にしてお帰しする。自分が受けたい治療、家族に行いたい治療を目指して

岩手医科大学歯学部卒業。東京慈恵会医科大学歯科学教室(口腔外科・麻酔科)に在籍。日本ビル歯科、押見歯科診療室、黒田歯科医院に勤務。2013年4月2日に『上石神井くろだデンタルクリニック』を開設(西武新宿線「上石神井駅」北口より徒歩30秒)。

黒田 昌崇 院長

黒田 昌崇 院長

上石神井くろだデンタルクリニック

練馬区/上石神井/上石神井駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科

みんなが笑顔になれる仕事に就きたい

黒田 昌崇 院長

人のためになる仕事がしたいと思っていました。その中で「医療を」と考えたのは、歯科医師だった父の影響があったからかもしれません。患者さんが喜び、スタッフさんも喜ぶ。みんなが笑顔になる仕事に憧れを抱いたのでしょう。
大学卒業後は東京慈恵会医科大学の歯科学教室(口腔外科・麻酔科)に籍を置きました。私としてはお口だけを診るのではなく、全身管理を知っておく必要があると考えての選択でした。練馬という地域にはご高齢の方も多く、その中には糖尿病や高血圧など、歯科の診療においても注意や配慮が必要な方や、病気をお持ちの方もおられます。当時の経験と知識が、そうした方々に対して治療をおこなう自信になっています。
2013年4月に『上石神井くろだデンタルクリニック』は開院いたしました。1階には駐輪場があり、1度見ると忘れられない、ユニークな建物かもしれませんね(笑)。当初は1階の店舗を探したのですが、こちらにはエレベーターもありますし、今ではとても気に入っています。

患者さんを笑顔でお帰しできるように

黒田 昌崇 院長

当クリニックは一般的な虫歯治療や歯周病治療のほか、予防歯科治療、大人や子供の矯正治療、親知らずの抜歯や顎関節症の治療、インプラント治療、デンタルエステなど、お口の健康に関する幅広い治療をおこなっています。
こだわっているのは、患者さんを笑顔にしてお帰しすること。憂鬱な思いを抱えて歯医者さんに足を運ぶ方は多いのではないでしょうか。痛みや怖さもあるでしょう。さらには歯医者さんへの不信感もそこにはあるように思われます。こちらでは極力歯を削らず、抜かない治療を心がけています。そもそも、歯を抜かれて喜ぶ人はいないでしょう。しかし現実には、「抜きたくなかった」「削りたくなかった」と後悔される方が後を絶たないのです。100パーセント、患者さんの当初のご希望に沿うことは難しいかもしれません。しかし、だからこそ説明を尽くすことが必要です。歯は、患者さんの持ち物。ご自分で状態を把握し、納得して選択していただけるように。患者さんに笑顔でお帰りいただけるよう、懇切丁寧に説明をおこなっていきます。

噛み合わせに力点を置き、お口全体を見る視点が大切

黒田 昌崇 院長

口腔内の写真やレントゲンを見ていただき、説明を尽くした上でご希望を伺っていくことになります。仮に患者さんの希望が「抜きたくない」ということであれば、なんとか抜かずに頑張っていける方法を模索していくことになります。その根拠となるのは、やはり診断です。
ところで、歯の形をとる方法を「印象」と呼びます。印象の技術には様々なものがありますが、現在主流を占める「寒天・アルジネート連合印象法」の大家である西東京市の「押見歯科診療室」に私は勤務医として勤めていたことがあります。そちらの院長先生は手技に優れる上、何より臨床的な視点の素晴らしい方でした。おそらく日本一レントゲンのきれいな先生でしょう。今はどの分野であれ、アナログからデジタルに移行している時代です。しかし、歯科の分野においては、未だアナログが圧倒的に優れていると私は考えます。温度や湿度、時間を考慮し、現像液をコントロールしてやれば、一般には見えないとされるものも十分に可視化できます。ただ漠然と撮影するだけではそれは難しく、これを見たいからこう撮る、という問題意識があってこそ可能な技術と言えるでしょう。
レントゲンの十分な知識と技術が前提にあって、正確な診断が可能になります。それに加え、問題のある歯だけを見ているとお口全体のことはわかりません。入れ歯を例にしましょう。欠損している上の歯だけで設計は決まっていきません。歯は噛み合わさっているものですから、対合する下の歯次第で欠損の診断も設計も全く変わっていくんですね。いわゆる噛み合わせ、咬合というものを十分に考慮し、安定させていくか、お口全体を見ていくことがとても大切なのです。

工程をおろそかにせず、1つのチームとしてお口を見ていく

先に述べた押見歯科診療室では、歯科技工士が常駐していました。私は彼らから散々ダメ出しを喰らいながら(苦笑)、なおかつ自分でも歯科技工物を手がけていました。印象を技工所に出しさえすれば良いものができるわけではありません。そこには設計という考えが必要で、技工士と綿密なコミュニケーションをとって具現化していくことになります。現在は私の場合、すべての印象は模型にしたのち、顕微鏡でチェックしてから技工士に依頼しています。なぜなら、彼らはそうやって入れ歯を作り、被せ物を作っているからです。歯科技工士が納得するものを提出し、積極的にコミュニケーションをとってこそ、5年、10年経ってもびくともしない技工物が出来上がっていくのです。歯科医療は歯科医師だけで成立するのではありません。クリニックのスタッフはもとより、歯科技工士も含めたチームとして患者さんのお口を見ていくことになります。

これから受診される患者さんへ

診断においては、「見立て」というものが大切です。「勘所」とも言えるでしょう。経過を見ていく上で問題になりそうなお口の箇所の変化をいち早く察することが大切です。勘所は、人生のステージにおいても同様のことが言えます。女性であれば、出産前後は一層の注意が必要ですし、年齢を経てホルモンのバランスが変わる時期もしかりです。また子供の頃からの予防を考えれば、お口の教育というものも大切になってきます。健康なお口で末長く幸せに過ごしていただきたい。そのためには、予防的な観点を持ち、歯を大事にしていただきたいのです。日頃から歯医者を利用してもらい、問題意識を共有して歯の健康を保っていきましょう。

※上記記事は2021年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

黒田 昌崇 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:ドライブ、スキー、音楽鑑賞、映画鑑賞
  • 好きな映画:SF/『スター・ウォーズ』/宮崎駿作品
  • 座右の銘:「何事にも全力」
  • 好きな音楽:邦楽(ポップス)
  • 好きな観光地:北海道

グラフで見る『黒田 昌崇 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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