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上野 光信 院長 & 秀夫 理事長

MITSUNOBU UENO & HIDEO

すべての方に平等に
技術だけではない「フェアな診療」を目指す

【上野 秀夫 理事長】東京歯科大学を卒業した1975年より、父親の興した、赤羽駅から徒歩5分の『上野歯科医院』にて診療を始める。
【上野 光信 院長】東京医科歯科大学卒業後、『上野歯科医院』の3代目として診療を行なう。

上野 光信 院長 & 秀夫 理事長

上野 光信 院長 & 秀夫 理事長

上野歯科医院

北区/赤羽西/赤羽駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科
  • ●小児歯科

歯科医師の家系に育ち、自然にこの道へ。指導医として後進の育成もおこなう

上野 光信 院長 & 秀夫 理事長

【上野 秀夫 理事長】
歯科医師として私は2代目で、彼(上野 光信 院長)は3代目になります。私は子供の頃から、「そちらへ進むんだろうな」と思って過ごしてきて、ごくごく自然にこの道にたどり着いたというところです。東京歯科大学を卒業した1975年に父の元へと帰ってきて、以来、それが続いているという形です。
『上野歯科医院』を父が興したのが、1947年と聞いています (JR京浜東北線/埼京線・赤羽駅から徒歩5分)。終戦後、復員してすぐさまの開院ということになりますので、この地域でも最も長い部類に入るのかもしれませんね。

【上野 光信 院長】
建物の構造自体は、上になったり、横になったりしていますけれども、職場と自宅が一緒になっている形は変わりません。小さい頃、良いかどうかは別として待合室でよく遊んでいたようです。私も父と同じく、誰に言われることもなく、自然にこの道に進むことを選んでいました。
東京医科歯科大学卒業後すぐに医院に入ったのも、父と同様です。同級生の多くは大学院に進むことを選択しましたが、私としては、できるだけ早く現場に入ることが自分にとってプラスになると考えたのです。

【上野 秀夫 理事長】
当院は厚生労働省認定の臨床研修医指導施設となっています。我々はともに指導医であり、いつでも後進の先生方を受け入れられる体制を整えています。振り返りますと、父の元で診療をおこなうのと並行して、外に広く勉強の場所を求め、活動してきたのが今の礎となっています。今後は、これまで培ってきたものを、次代の先生方にお教えする機会も重要になってくると思っています。

技術だけではない、「フェアな診療」を目指す

上野 光信 院長 & 秀夫 理事長

【上野 秀夫 理事長】
ここ赤羽に一流の歯科治療を持ってきたいと願を掛け、これまで歩んできました。一流の歯科治療の中には技術的な要素も含まれていて、とかく若い頃はその方面ばかりを追求していたものですが、今ではそこに、「フェアな診療」というものを中心において診療をおこなっています。
フェアにはさまざまな意味が含まれていますが、1つには、誰彼関係なく診療をおこなうというものがあります。お子さんからご高齢の方、あるは、身体に障害をを持つ方、すべての方に平等に診療をおこなうということ。
また、歯科の診療には、保険内診療と自費診療とがありますが、そこに分け隔てがあるのは好ましいものではありません。治療の選択も我々の姿勢も常に変わらず、平等に診ていくのが、私たちのポリシーです。

口腔内写真をいち早く取り入れ、患者さんに基本的な知識を持っていただく

上野 光信 院長 & 秀夫 理事長

【上野 秀夫 理事長】
1980年代から撮影していますから、始まりを言えば確かにそうですね。今は大半がデジタルになっていますが、撮りだめたスライドは20万枚を数え、その整理統合作業に汲々としています(笑)。写真とレントゲンは状態の変化を把握するのにとても有効なのです。
もちろん個人情報保護には細心の注意をしています。

決して専門的な知識が必要というわけではありませんが、多くの患者さんはごく基本的な知識を持たれていないというのが実情です。たとえば、「歯はどこから生えていますか?」と聞きますと、ほとんどの方は、「歯肉から」とお答えになります。ところが実際は、歯はあごの骨から生えているわけで、それを理解していただいてから、次の段階へと移っていきます。
皆さんも、歯科医院で自分の歯のレントゲンをご覧になったことはあるかと思います。しかし、そのレントゲンを本当に理解している人は非常に少ない。これは重要な問題です。何が写っているかわからなければ、治療の結果を判断することなどできないわけですから。
最初にお話しした「フェアな診療」の真の意味が、この点にあります。患者さんに基本的なことを知っていただけるように説明をおこない、その認識の元で治療を選び、進めていく。我々だけが知っているのではない、ということが非常に大切なことなのです。

肉眼では出来なかった処置を可能にするマイクロスコープ

【上野 光信 院長】
小さな部分を拡大し、肉眼では出来なかった処置が可能となることだと思います。口腔内診査や根管治療などあらゆる場面で非常に有用ですが、マイクロスコープが異常な部分を自動でみつけはくれません。あくまで術者の視覚を補強するものであり、診断力は別に磨かなくてはならないと考えています。また録画ツールを組み合わせることで、患者さんが自分の口の中の拡大画像をみて現在の状況を深く納得することができるというのも利点であると思います。

これから受診される患者さんへ

【上野 秀夫 理事長】
現在、当院では、歯にヒビが入って割れていくという現象に着目しています。歯ぎしりや食いしばりによって起こると考えられているこの現象は、従来は予防が難しいものとされてきました。その予防を可能なものにする新たな方法として期待されているのが、ストレスコントロールというアプローチです。私どもは、今がベストではなく、より先を見据えた治療が提供できるような方法を常に模索していきたいと思っています。

【上野 光信 院長】
当院では現在の口腔内の状況をなるべくご自身で理解して頂くことに重点をおいています。そのため現状の説明や治療方針の説明に時間をいただくことが多く、治療をとにかく早く終わらせたい方々にはご迷惑をおかけすることも多いですがご理解をお願い致します。可能な範囲で納得のいく治療ができるよう患者の皆様とともに努力したいと思います。

※上記記事は2016年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

上野 光信 院長 & 秀夫 理事長 MEMO

  • 出身地:[院長・理事長]東京都
  • 趣味:[院長]ハイキング [理事長]キャンプ、乗馬
  • 愛読書:[院長]火の鳥 [理事長]仏教関連書籍
  • 好きな映画:[院長]バック・トゥー・ザ・フューチャー、インディ・ジョーンズ [理事長]ジョン・ウェイン主演作品
  • 座右の銘:[院長]則天去私 [理事長]明鏡止水
  • 好きな音楽:[院長]最近は童謡 [理事長]スロージャズ、カントリー&ウェスタン
  • 好きな場所もしくは好きな観光地:[院長]丹沢山系 [理事長]キャンプ場

グラフで見る『上野 光信 院長 & 秀夫 理事長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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