はしば矯正歯科

橋場 千織 院長への独自インタビュー

アートのようなものというイメージで進んだ矯正治療の道。

実家の長野県で、祖父の代から歯科医院を開業していました。私が歯科医師になった理由は、子どものころからいつかは誰かがこの歯科医院の後を継がなければいけないと思っていたからです。
日本歯科大学に入学し、矯正治療を専門に学びました。矯正治療はアートのようなものだな、というイメージを持っていたんです。もともと芸術的なものを鑑賞することが好きだったので、美しく仕上げることが大切な矯正という分野を掘り下げたいと思うようになりました。ただ、矯正治療というのは審美的な要素だけではなく、機能の改善が最も重要課題ですので、よく噛める事を第一に取り組んでいます。また、矯正治療には思い描いたものを忠実に再現できる技術が必要です。それを手が覚えるまで練習しましたね。他の歯科の分野と比較して、矯正を専門とされる女性の先生は多かったほうではありましたが、やはりそこはまだまだ男性社会。相当努力してきたと自負しています。
卒業後は大学院に4年、医局に4年残り、勤務医を経て『はしば矯正歯科』を開業しました。

「歯並びは美しさと健康のファンダメンタル」をコンセプトに。

当院は田園都市線用賀駅から徒歩1分のところにあります。患者さんの通院の負担を考えると駅から近いほうがいいなと思い、通いやすいこの地を選びました。患者さんの年齢層は幅広く、子供さんからご高齢の方までいらっしゃいます。中にはご家族で一緒に治療に取り組んでいる人もいらっしゃるんですよ。
医院のコンセプトは「歯並びは美しさと健康のファンダメンタル」です。歯並びがよくなると、笑顔に自信が持てるようになったり小顔になったりと、美しくなれるうえに、しっかり噛むことができるようになるので、健康面での効果も期待できます。矯正というとどうしても審美的な面が注目されがちですが、よく噛めるようになるという機能の面にも目を向けてほしいですね。噛むことと脳の働き、食生活への影響を考えると、正しい歯並びと噛みあわせは、脳を活性化するばかりではなく、口腔内の環境を改善することにもなります。矯正治療は患者さんそれぞれに施術の方法が違ってくるので、それを治療する歯科医師側は多くの引き出しを持っておかなければなりません。私も常に勉強を続け、日本矯正歯科学会の専門医、認定医のほか、海外でも矯正の認定医を取得しました。

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