関山 尚克 院長
HISAKATSU SEKIYAMA
愛着のある地域に貢献するために――。各分野の専門家が集結し、「包括的な歯科診療」を実践
大学卒業後、東京医科歯科大学(現・東京科学大学)での臨床研修プログラムを修了、埼玉県内の歯科医院に勤務。並行して、東京医科歯科大学インプラント外来の非常勤として研鑽を積む。2005年に経堂駅より徒歩15分の場所に『ホワイトプラザ歯科』を開院。
関山 尚克 院長
ホワイトプラザ歯科
世田谷区/船橋/経堂駅
- ●歯科
- ●小児歯科
- ●矯正歯科
- ●歯科口腔外科
開業から20年あまり、患者さん目線の診療を続ける
小さな頃から手先が器用なところがありましたので、自らの長所を生かせる仕事として歯科医師の道を選びました。はじめは歯科治療がどのようなものかも分からない状態からのスタートでしたが、歯科のことを学べば学ぶほどこの世界に魅了されるようになりました。顕微鏡を覗きながら精密な治療を行い、患者さんの大切な歯を残せたときは何ともいえないやりがいを感じますし、矯正治療で歯並びが整った患者さんが喜んでくれると、自分までうれしくなります。私にとって歯科医師の仕事は、まさに「天職」だと思っています(笑)。
当時の東京医科歯科大学病院や埼玉県内の歯科医院での勤務を経て、『ホワイトプラザ歯科』を開設したのは2005年でした。実は私はこの町で生まれ育ち、かつてこの建物の1階にあった美容室に通っていたこともあります。そんな不思議なご縁に導かれるように、この場所で診療を始めて20年。2025年には建物全体をリニューアルして、より充実した歯科医療をご提供できる体制を整えました。愛着のある地域で診療するからには、決して間違ったことはできません。設備だけでなく歯科医師としての知識や技術も常にアップデートし、地域の皆さまのお口の健康を支えていきたいと考えています。
各分野の専門家による「包括的な歯科診療」を実践
当院は小さなお子さんからご高齢の方まで、あらゆる年代のお口の悩みに対して専門的に対応する歯科医院です。私は歯周病治療への興味を入り口に、インプラントやセラミックなどを幅広く学び、予防歯科の先進国といえるスウェーデン式の歯科治療を実践するようになりました。歯科全般をカバーし、現在考えられるトップレベルの診療を行えることが、歯科医師としての自分の強みだと感じています。また矯正や小児の治療などの高い専門性が求められる分野については、それぞれ専門医の資格をもつドクターにお越しいただくなど、すべてにおいて質の高い診療体制を整えています。
インプラント治療を例にとってお話しましょう。専門医制度が確立されたアメリカでは、歯を失った箇所の顎の骨にインプラント体(人工歯根)を埋め込むのに「口腔外科専門医」が担当したとします。そして、インプラント体に装着する人工歯をつくるのは「補綴科専門医」というように役割が分かれています。つまり患者さんは2人の先生にかかる必要があり、自分の希望どおりの治療を実現するためには負担が大きくなりがちです。これに対して当院は、1つの施設の中ですべての治療が専門性を高くして完結するため、患者さんにも安心して治療に取り組んでいただけます。歯科全般を包括的に診療し、患者さんの多様なニーズにお応えできることがクリニックとしての一番の特徴と言えるでしょう。
マイクロスコープを用いた「精密治療」で、大切な歯を守る
当院が包括的な歯科診療を実践しているのは、ただ1本の歯を治すのではなく、お口全体を健康な状態へと導くためです。さらに、治療後もその状態を長く維持していただけるよう、長期安定型の歯科治療を目指しています。私たちの歯は非常に小さな臓器であり、肉眼では内部の状態を詳細に把握するのが難しい場合があります。手探りのまま治療をすることがあってはいけませんから、当院では必ずマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)や歯科用ルーペ(拡大鏡)を装着し、やり直しのない精密な治療につなげています。
また、歯の根っこの治療(根管治療)やインプラント治療の際には、患部を20倍程度まで拡大して確認できるマイクロスコープを用いて、精密な治療を徹底しています。私が初めてマイクロスコープに触れたのは、大学病院に在籍していた2000年頃だったでしょうか。開院当初は1台だったマイクロスコープも現在では4台に増え、それとともに私自身の技術も磨かれていきました。他院で「抜歯が必要」と言われてしまった場合でも、精密な根管治療によって歯を残せる可能性がありますので、ぜひご相談ください。
子どもたちの健やかな成長を支える「小児矯正」に注力
ご家族みなさんで安心して足を運んでいただけるよう、当院では託児サービスなども行っており、近年力を入れている治療の1つに小児矯正があります。小児矯正が成人矯正と異なるのは、「成長を利用できる」ことです。成長段階にあるお子さんであれば、顎の骨を広げたり、口まわりの筋肉を鍛えたりして、健やかな成長をサポートできるのです。子どもたちの中には、いつもお口を「ポカン」と開けている子もいますが、口まわりの筋肉や噛む力の発達に問題がある「口腔機能発達不全症」との診断がつけば、保険診療にて治療を行うことが可能です(15歳未満)。幸い当院には、小児と矯正それぞれの専門医が在籍しておりますので、気になることがあれば遠慮なくご相談いただきたいと思います。
これまで診療を続けるなかでは、20年来のお付き合いという方も少なくありません。開業当初からの患者さんがメンテナンスで通ってくださったり、出会った頃はまだ小さかった男の子が立派な成人になっていたり。そうした折々に開業医としての喜びややりがいを感じますし、より質の高い歯科医療をご提供しなければと身の引き締まる思いがします。とはいえ、私は歯科の勉強をしたり手を動かしたりすることがまったく苦にならず、知識や技術を高めることは自分の喜びでもあります。歯科医師としてのスキルを向上させることがクリニック全体のレベルアップにつながり、患者さんにご満足いただけるのなら、これ以上うれしいことはありません(笑)。
これから受診される患者さんへ。
当院では、むし歯や歯周病の治療・予防をはじめ、小児や成人の矯正治療、インプラントなどの専門的な治療にも幅広く対応しています。また、難症例といわれるような親知らずの抜歯にも対応しておりますのでご相談ください。新しく生まれ変わった院内は、『ホワイトプラザ歯科』の白を基調に、あたたかみのある木目を取り入れ、カフェのようなリラックスできる空間づくりを目指しました。お口の健康を維持するためには、毎日のセルフケアと歯科医院での定期的なメンテナンスが欠かせません。歯科医院に行くというより、サロンに通うような感覚で気軽に足を運んでいただければ幸いです。
※上記記事は2025年9月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
関山 尚克 院長 MEMO
- 出身地:東京都
- 趣味・特技:旅行、ドライブ、音楽
- 好きな本もしくは愛読書:クラウンブリッジの臨床、Lindhe「Periodontology and Implant Dentistry」
- 好きな音楽:ロック
- 好きな場所:温泉めぐり
- 好きな言葉:「基本を大切に」
関山 尚克 院長から聞いた
『口唇閉鎖不全(お口ポカン)』
さまざまな病気のリスクを高める「お口ポカン」とは?
口まわりの筋肉や噛む力の発達に問題がある「口腔機能発達不全症」と診断された場合、15歳未満のお子さんであれば保険診療にて治療を行うことが可能です。子どもの顎の成長を促す「床矯正」や、お口まわりの筋肉を鍛える「プレオルソ」などによって、きれいに歯が並ぶための「土台づくり」を目指せます。お子さんの様子に気になることがあれば、小児歯科や矯正歯科の専門家にご相談いただくとよいでしょう。
グラフで見る『関山 尚克 院長』のタイプ
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先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
ホワイトプラザ歯科
関山 尚克 院長
世田谷区/船橋/経堂駅
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