のぶ：デンタルクリニック中町本院

小原澤 友伸 理事長への独自インタビュー

好奇心旺盛だった学生時代、高校の担任に進められた歯科医師の道。

私は元々、医療の仕事を目指していました。学生時代は勉学以外にもたくさんのことを吸収していました。当時からアンティークや造形に関わる細かい作業が好きで、芸術的な分野に触れる機会にも多く恵まれたのです。ある時、好奇心旺盛だった私を高校の担任より「歯科医師へ進んでみてはどうか」とのアドバイスを頂いたことがあります。当時の私にとっては意外な言葉でしたが、いざその分野と接すると、新しい発見が多くありました。先述したように細かい作業が好きな私と、当時の歯科医師のお仕事は相性が良かったのだと思います。歯科医は職人仕事であり、どれだけこだわるかが大切ですからね。

その後は東京歯科医科大学で歯科医師としての基本を学びました。ありがたいことに、就いていただいた先生に恵まれたことで最先端の技術を知り、治療における知識の地盤を築く日々でした。当時は技術面でもっとも高いレベルが要求される「総合診療科」に籍を置きながら、部分的な治療に特化した他専門科に出向しつつ、勉強を重ねました。そんな忙しく充実した日々の中、ひとつの考えが私を突き動かすことになります。それは「歯の治療は部分的に診るより、もっと広い視野をもつべきである」というものでした。

「1口腔単位での治療」こだわりをもった診療方針。

歯の治療は、私にとって「1口腔単位での治療」です。上下左右、あらゆる症状に対して「どうしてこうなったのか？」、「原因は何か？」と根本的な部分から患者さんのお口を診察します。
また、これは一見すると当たり前のようですが、患者さんに行う治療法の一つひとつに、「なぜこの方法を選択したのか」という明確な理由をご説明します。これは確かな下積みと経験、知識がないとできないことです。
これらの方針は一般歯科での勤務を経て2002年に当院を開院し、現在に至っても変わることはありません。

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