新開歯科医院
世田谷区/等々力/等々力駅
- 歯科
- 小児歯科
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新開 豊 院長への独自インタビュー
私なりの努力を積み重ねてきたからこそ、今がある
父が歯科医師だったということもあり、この世界に小さい頃から馴染んでいたということがありました。父が治療をおこない、患者さんから感謝されているのを目の当たりにする機会も多くありました。どの仕事であれ、人の役に立つという部分では変わりないと思いますが、よりダイレクトに感謝していただけるという点で、この職業はすごくいいなと思ったんですね。
大学卒業後は、同じ大学の補綴学教室に籍を置きました。その理由は、単純に苦手だったから、というもの(笑)。お恥ずかしい話ですが、学生時代の私はあまり熱心な学生とは言えませんでした。だからこそ、苦手なものを払拭し、歯科医師としての体力をつける必要があると考えたのです。
当初は、随分と苦労をしたものでした。私が所属したクラウン・ブリッジ学講座は、補綴学教室の中でも当時最も厳しいと言われていたところで、学内のエリートが集っていた講座でした。彼らはまだ何も知らないはずなのに、教えられるとすぐさまパッとできてしまうような、綺羅星のような才能を持っていたのです。最初はついていくのが精一杯。しかし、地道に努力を重ねていくことで、3年が経つ頃には、私なりの形を持てるようになっていました。今振り返っても大変な日々でしたけれど、そこで得たものは非常に大きかったですし、今の私のベースとなっています。
『新開歯科医院』は、戦後間もなく当地に開設されました。名称は“新しく開く”ですが、今となってはこの辺りで最も昔からある歯科医院になっています。患者さんのほとんどは近隣の方で、私が父と世代が変わっていったのと同様に、患者さんも世代を越えていらしていただいています。
最善の方法を一緒に考えていく
その方にとって最もふさわしい方法は何か、ということを考えながら接していくことを心がけています。治療のゴールは一緒であっても、そこに至るまでの道のりは複数あるわけで、患者さんのニーズや状況を合わせて考え、最善の選択肢を選んでいただけるようにしていきたいと思っています。
複雑な治療の中身をすべて理解していただくのは、大変なことです。さらに言えば、お話にかかる時間が増えるに従い、どうしても足を運んでいただく回数が多くなることもあります。しかし、その人その人のベストを一緒に探っていく作業はとても大切なことで、その過程があるからこそ、納得して治療に臨んでいただけるものと考えています。