山手デンタルクリニック
目黒区/中目黒/中目黒駅
- 歯科
- 矯正歯科
- 小児歯科
- 歯科口腔外科
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新井 なぎさ 院長への独自インタビュー
「こんなにつらいもの、なくなってしまえばいいのに」と思ったことがきっかけ
お恥ずかしい話なのですが、小さい頃は本当に虫歯で苦しみまして。歯医者さんに朝1番に並ぶのが、夏休みの課題といったような有様でした。歯科医師を志すようになったのは、「こんなにつらいもの、なくなってしまえばいいのに」と思ったことがきっかけです。自分自身が歯医者さんになることで、虫歯をなくしてしまいたいと思ったんですね。
もう1つ、私が小学生の頃、弟が矯正治療を経験しました。それまでねずみ男そのものだった弟が、みるみるきれいに治っていったのは驚きでした。「歯って動くんだ…」。その不思議さに興味を引かれた私は、以来、矯正医になりたいと思うようになったのです。
大学を卒業後は矯正科に籍を置き、認定医を取得後に勤務医となりました。勤務医時代は、割合としてはもちろん矯正が主でしたが、一般歯科にも関わっていきました。その経験が、今の私の診療スタイルに色濃く投影されています。
『山手デンタルクリニック』は、1997年に開院いたしました。実は、それ以前から私はこの辺りに住んでいました。もう、20年以上ということになりますかね。開業をするなら慣れ親しんだ街で、と考えたのです(東急東横線・中目黒駅より徒歩5分)。
包括的に診ていくべきだと考えています
矯正医であることは間違いないのですが、同じ歯に関することですから、包括的に診ていくべきだと考えています。たとえば矯正中に虫歯の治療が必要になり、他院にお願いするとしましょう。治療中は針金もとらなければなりませんし、結果、矯正の治療は遅れることになります。包括的に診ることの重要性に鑑み、私は一般歯科も勉強するようになったのです。
大学病院時代は無縁だった入れ歯も、勉強をしてみると興味深いことに気づかされました。矯正は歯のある方に対しておこなうものですが、入れ歯はその逆ですよね。前提が違うからこそ、また得るものは大きいですし、これから高齢化社会が本格的になるにつれて、ますます重要性が増していくと感じています。今の70代、80代より上の世代の方は、「歯が悪ければ抜きましょう」という時代を過ごしてこられました。その意味で、時代の犠牲になった部分もあるのですが、その方達の歯を少しでも残して、いつまでも元気に食事をしていただけたらという思いを持っています。
もちろん、限界というものはありますので、インプラントや抜歯に関しては、週に2回、専門の先生に来ていただいています。矯正を含め、あらゆる方法に通じ、みなさまの健康なお口を維持していくお手伝いをしていきたいですね。