浦部 功 院長
ISAO URABE
なによりも患者さんのために。
信頼に応える、歯にやさしい治療を
東京医科歯科大学歯学部卒業。同大学大学院(保存修復学専攻)に進み、附属病院に勤務。医療法人で分院長を務め、2008年に『東久が原歯科』を開設(都営浅草線「西馬込駅」より徒歩13分、東急池上線「久が原駅」より徒歩14分、「池上駅」より徒歩16分)。
浦部 功 院長
東久が原歯科
大田区/久が原/西馬込駅
- ●歯科
- ●小児歯科
- ●歯科口腔外科
“手に職”に憧れ、歯科の道に
私はサラリーマン家庭に育ったので、文房具屋さんや寿司屋さんのように、“手に職”のある仕事に憧れがありました。そこへ持ってきて、これはたまたまなのですが、進学した学校が医歯薬系に進む同級生が多かったものですから、自然とこの道を目指すようになっていたのです。
東京医科歯科大学を卒業後は、大学院で保存修復学を専攻しました。保存修復学とは、虫歯を削って詰める、ということを研究する分野。歯医者さんに対して多くの方がイメージする仕事かもしれませんね。その後は付属病院勤務を経て、池上にある歯科医院の分院長を務め、2008年に『東久が原歯科』を開設いたしました。
患者さんは最近になってご高齢の方が目立ち始めましたが、一貫して多いのはお子さんです。この辺りはマンションがたくさんあり、若い世代の方が多く住まわれているということもあってこの傾向なのでしょう。スーパーの中にある歯科医院ということで、買い物にいらして、こちらを知ったという方も多くいらっしゃいます。
「歯にやさしい治療」で、歯の寿命を延ばすことに注力
特徴としては、医局で研究に携わっていた保存修復、殊にプラスチックの白い材料(コンポジットレジン)を詰めて治す治療ということになります。コンポジットレジンが優れている点は、歯を削る量を最小限に出来ることです。我々も努力していますが、残念ながら1度詰めたものが一生保つということはありません。例えば、金属などの詰め物を、付けたものの接着剤が劣化してしまうこともありますし、“モノ”が無事でも、歯周病等で根が悪くなることもあり、いずれは再治療を施さなくてはならないのです。その現実を踏まえれば、1回1回の治療を最小限にとどめることが、トータルで歯の寿命を長くすることにつながってきます。
強度的な問題や技術的な問題もあり、コンポジットレジンで治療をした歯を長く保たせることはそうそう簡単なことではありません。しかし、患者さんの了解を得られれば、通常は難しい箇所であっても、なんとか歯を削る量を最小限にとどめられるよう努力しています。
一生を快適に過ごしていただくために出来ること
いつまでも健康なお口でいるには、予防歯科に努めることが大切です。当院では、治療が終わった方には予防歯科の重要性について詳しくお話をさせていただき、その人その人によって最適な時期に再びお越しいただき、クリーニング等をおこなっています。リコールは以前、分院長を務めていた頃から同じようにおこなっていますが、当時は3割ほどだったものが、今は5割以上の方がリコールにいらしてくれるようになっています。これは患者さんの側の意識の高まりを表すものでしょう。治療で削る量を最小限にとどめることも大切ですが、本来であれば歯を削らないことが理想ということになります。その理想に向けて、予防歯科の重要性を今後も皆さんにお伝え出来ればと思っています。
ご高齢の患者さんが増えてきたとお話ししましたが、それに関連し、今後は入れ歯にも注力していきたいと思っています。入れ歯も一昔前に比べればずいぶんと進化してきていて、最近は強度も見た目も兼ね備えているものが多くなってきました。お年を召したことで、見た目をあきらめてしまう方も少なくないと思いますが、新しい技術を積極的に導入し、多くの方の想いに応えていける治療を提供していきたいと思っています。
患者さんにとって良いかどうかを基準点に
治療の幅の確保には努めたいと思っていますが、といって、思案なく手を広げすぎるのもいかがなものかと思っています。たとえば、矯正です。お子さんが多くいらっしゃいますので、お母様方からよく、「この子の歯並びはどうですか?矯正をしたほうが良いですか?」というご相談を受けることがあります。矯正の先生を当院に呼んで担当していただくのも1つの方法かと思いますが、ここでは、私の信頼する矯正の先生にご紹介するようにしています。
最も優先されるのは、患者さんの利益です。あらゆるものを自らの手でおこなうことが、患者さんに不利益をもたらすようなことがあっては、元も子もありません。その方にとって何が最善か。そのことだけは忘れないようにしていきたいと思っています。
これから受診される患者さんへ
大学病院時代から担当させていただいてる患者さんは、もう20年近く、診させていただいていることになります。私を信頼して来てくださっていることに、しっかりとお返しをしないといけないと思いますし、それは先月から来院されている方であっても、初めて来られた方であっても同様です。第一義に患者さんのことを考える。医療に携わるものが忘れてはならないことだと思っています。皆さんの信頼に応えるべく、責任を持って診させていただきます。
※上記記事は2017年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
浦部 功 院長 MEMO
- 出身地:埼玉県
- 趣味:ゴルフ
- 好きな本:実用書、ゴルフ雑誌
- 好きな映画:カーアクション
- 座右の銘・好きな言葉:『親父の小言』
- 好きな場所:高原
グラフで見る『浦部 功 院長』のタイプ
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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