入江 毅 院長
TAKESHI IRIE
熟練の調整技術が光る入れ歯治療
予防ケアで、削らず、抜かず、残す治療を
東京医科歯科大学歯学部卒業後、3年間同大学第一補綴講座に在籍、開業医のもと勤務医として約4年間、臨床経験を積む。1990年、上井草駅近くに入江歯科医院を開院。
入江 毅 院長
入江歯科医院
杉並区/今川/上井草駅
- ●歯科
- ●小児歯科
- ●歯科口腔外科
入れ歯の治療を中心に幅広い症状に対応
叔父が茨城で歯科医師をしていて、幼少期より帰省の度に診療を覗かせてもらう機会がありました。今思えば、この叔父の影響が大きかったように感じます。母の医学部への関心も大きく、歯科医師としての道を歩むことを決めました。
東京医科歯科大学歯学部卒業後、3年間同大学第一補綴講座(入れ歯の講座)に在籍し、部分補綴を中心に入れ歯の研究やレジン接着の勉強に励みました。その後、開業医のもと勤務医として約4年間臨床経験を積み、1990年、杉並区今川に入江歯科医院を開院しました。西武新宿線「上井草駅」から徒歩10分の場所にあり、荻窪駅からのバスを利用すると便利です。最寄りのバス停「農芸高校」下車徒歩1分、観音寺幼稚園の向かいにあります。
当院では、一般歯科、小児歯科、口腔外科に対応しています。抜歯の経験もあり、インプラントと矯正以外は幅広く診療いたします。患者さんの半分は入れ歯関連の治療でお越しになる方で、開院当初から長くお付き合いのある患者さんもいらっしゃり、30代から特に60代以上のご高齢の方に多くご利用頂いています。小さなお子様は、転んで出血した、歯がゆれるというような症状で来院されることもあります。杉並区にお住いのご近所の方を中心に、西東京市から来られる方や、引っ越し後に遠方から通ってくださる方もいらっしゃいます。
周りの歯とのバランスを考えた入れ歯治療を
私は入れ歯全般を専門としており、その中でもバネのある入れ歯(局部床義歯)の診療を得意としています。これは、抜歯後に人工歯のついた床を、残った歯(支台歯)にバネで引っかけて安定させる方法で、当院のバネのある入れ歯は、支台歯を傷めないよう、通常より細めの幅0.7mmのワイヤー状クラスプを使用しています。ご高齢になると指の力が低下し取り外しがしづらくなりますが、バネをきつめにすると支台歯を傷めてしまうので、お口の中のバランスをみて調整をしています。 ワイヤーの太さは支える歯の状態にもよるので、太めのワイヤーや更に細いワイヤーを使う事もあります。幅0.7mmのスクラプは柔軟性があり調整しやすい半面、耐久性に欠けるという弱点もあります。日々お使い頂く中で噛み合わせの変化など定期的なチェックを必要としますので、その都度周りの歯とバランスを考え修理・調整をおこなうことが大切です。できれば半年に1度の入れ歯のチェックをおすすめしています。
削らない、抜かない、自然の歯を残す治療
当院では「患者さんのお話をよく聞くこと」「優しい言葉で分かりやすく説明すること」「できるだけ自然の歯を残す治療をすること」を心がけています。状態によっては抜いた方が良い場合もありますが、当然ながら、削る・抜くと元の歯には戻りません。極力削らずに歯質への犠牲を最小限に抑える治療法(ミニマルインターベーション)をモットーに掲げています。
虫歯の治療などで歯を削る必要がある場合は、タービンではなく、5倍速エンジンを使用しています。5倍速エンジンは、削る速度の調整がしやすく、遅いスピードで削ることができるので、削る量を最小限に抑えることが可能なのです。小さな虫歯であれば、削らずに歯の表面を綺麗にして最新の接着システムでコーティングをします。神経もなるべくとらない方針で治療を進めています。神経の治療は時間がかかる上、患者さんの負担も大きく、治療後の神経のない歯は硬くもろくなります。どう治療を進めるかは、これまでの経験から見極めることが大事で、患者さんとよくお話をさせて頂いた上で、治療方針を決めています。
お口の予防ケアから全身の健康を守りたい
長くご自分の健康な歯を維持するためには、予防が一番大切です。普段から歯みがきをしていても、取り切れない汚れや歯垢がたまりますので、3ヶ月に一度は歯科医院での予防ケアを習慣にして頂きたいと思っています。当院では、超音波スケーラーを使い、超音波の振動で歯についた歯石や着色をとり、優しくお掃除をします。口腔内の衛生を保つことは、虫歯や歯周病予防だけでなく、全身の健康につながります。
患者さんが普段の生活でできることの中では、正しい歯みがきとデンタルフロスの使用も習慣づけて頂きたいことの一つです。新しい事を習慣にすることや、生活習慣を変えることは容易ではありませんが、患者さんが健やかに過ごせるお手伝いができればと、手作りの小冊子や紙の資料をお渡しして、歯や健康に関する様々な情報を発信しています。HPの「院長ブログ」「院長のコラム」「よくある質問も」も参考にして頂ければと思います。
これから受診される患者さんへ
信頼のできる歯科医院かどうかは、「十分な説明をしてくれる」「お待たせしない」「なるべく抜かない・削らない治療方針」、これら3つの点で判断できると思います。「説明をせずにいきなり治療に入ろうとする」「待ち時間が長いのに治療の時間が短い」というのは、患者さんに対して誠実な対応とは言えません。当院は、地域の頼れる歯科医院として、常に患者さんに対して家族のように親身になって考え、一生涯みなさまのお口の健康を守る存在でいたいと思っています。これからも今のペースを維持しながら、生涯現役を目指し、細く長く続けたいと思っております。
※上記記事は2019年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
入江 毅 院長 MEMO
- 出身地:茨城県
- 趣味:ウィンドサーフィン、24式簡化太極拳、自転車、ブーメラン
- 好きな本:健康関連の本
- 好きな映画:『スタートレック』シリーズ
- 好きな言葉:笑う門には福来る
- 好きなアーティスト:カーペンターズ、アンディ・ウィリアムス
- 好きな場所:海
グラフで見る『入江 毅 院長』のタイプ
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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