長井皮膚科クリニック
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吉川 剛太 院長への独自インタビュー
歯科矯正の魅力は、咬み合わせや歯並びを考え、根本的に治せること
小学生くらいから、父の後を受け継ぐということは考えていたような気がします。私は幼少の頃から父に連れられ、歯科医師会の集まりに連れて行ってもらっていました。今の練馬区の歯科医師会の先生方とはその頃からの顔見知りで、ずいぶんと可愛がっていただいたものです。そういう意味では、父に上手いことこの道に導かれたのかなと思いますね(笑)。
日本歯科大学を卒業後、神奈川歯科大学の矯正科に籍を置きました。矯正を選んだ最初のきっかけとしては、「父がやっていた…」ということがあるかもしれません。しかしそれ以上に、大学に入って最も興味を持ったのがこの分野だったということが大きいですね。矯正は咬み合わせや歯並びを考え、根本的に治せるということが魅力かと思います。それは矯正ならではの面白さと言えるのではないでしょうか。
1984年に父が開業した『よしかわ矯正歯科医院』(西武池袋線・大泉学園駅から徒歩4分)は、昨年(2014年)の1月に改装を施しました。今後、お子さんの患者さんが多くなってくることを考え、全体的に明るいトーンにまとめ、「入りやすい雰囲気」を重視した造りになっています。
『非抜歯矯正』の意義はその時だけでなく、その人の一生を考えて
父の時代、「歯は抜いて矯正をするのが当然のこと」という認識がありました。しかし、お子さんの健康な歯を抜いてしまうことに、少なからず疑問を感じていた親御さんは多かったのではないでしょか。矯正歯科医院を選ぶ上で大切なことは様々ありますが、歯を抜かない矯正治療を重視していることは大きな選択基準になると考えています。不正咬合の原因は奥歯にあることが多く、その原因となっている奥歯を改善することが重要なのです。
従来の矯正治療は、前歯のポジショニングから入り、そこを基準として全体を動かしていく、というものでした。これに対して非抜歯矯正では、奥歯の咬み合わせから入ることを基本としています。臼歯部の不正咬合、悪いところから治し、そこに合わせる形で全体のポジショニングを決めていくのです。ただ非抜歯論者ではなく抜くケースは抜く、抜かなくても可能なケースは抜かない。様々なルールを用いることで抜かなくても可能であること、その結果非抜歯治療が多いだけのことです。
歯を抜く矯正では、その結果として下顎が後ろに下がり、気道を狭めて睡眠時無呼吸症候群を引き起こす要因にもなるとも言われています。また、矯正治療が盛んなアメリカの例では、高齢になると肌の張りが失われ、口元にしわが増えていくというケースも報告されているのです。
その時だけではなく、その人の一生を考えていく。非抜歯矯正の意義はそこにあると私は思っています。
吉川先生は、若いけどしっかりしています。腕も確かですよ。