いくた歯科医院
練馬区/富士見台/練馬高野台駅
- 歯科
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生田 哲 院長への独自インタビュー
柔軟な考えのもと、患者さんのためになる医療を積極的に取り入れていく
私はこの地で三代目の歯科医師ということになります。そもそもを言えば、私は文系の人間でした。歴史が好きで、当初は考古学を学びたいと考えていたのです。ところが、それを父に伝えたところ、「だったら一切学費は出さないから」と言われてしまい(苦笑)、それでこちらの道に来たという感じがありました。
しかし今振り返ると、文系の考え方を持っていた私がこうして理系の世界に来たことで、考え方の幅が広がったような気がしています。私の父は歯科医師会の役員を長年務めていた人で、過去には2回、叙勲をいただいたこともありました。そうなりますと、良いも悪いもなく仕事に没頭してしまい、そればかりになっているところがあったのです。1つのことに集中するのは悪いことではないでしょう。しかし、幅広い視野のもとで、さまざまな考えを取り入れることも大切ではないかと思っています。「よく遊びよく学べ」が、私の基本的なスタイル。柔軟な考えの中で知識を取り入れ、それを患者さんに還元していければと思っています。
患者さんの不安を取り除くことが最優先
痛みの少ない治療をすることを心掛けています。麻酔は、患者さんにとってどうしても怖いもの。あらかじめ塗り薬を使うなど、極力痛みのないように配慮していますが、それに加え、ちょっとしたコツを患者さんにおぼえていただくこともしています。ジェットコースーターに乗るとき、皆さんはシートをぐっとつかみますよね。実はこの体勢は、恐怖感が余計に増してしまうのです。そうではなく、手の平を上に向けて座っていただく。たったこれだけのことで、痛みの感じ方は違ってきます。
私は大学卒業後、東京の日野市で長らく勤務医をしていました。これは患者さんを前にしては言ってはいけないことなのですけども、そこでは、「なぜこうなるまで放っておいたの?」という方を実に多く見かけたのです。おそらく、それまでの歯医者さんで、怖い思いや痛いことを散々経験されたことでトラウマになってしまっているのでしょう。そうした患者さんの声が常に耳から離れなかったものですから、少しでも楽に治療を受けていただけるように努めるようになったのです。
生田哲先生とは、スキーという共通の趣味を通じて親しくさせていただくようになりました。生田先生は非常にアクティブな方で、自院での治療以外にもさまざまな活動に取り組まれていると聞いています。私も先生にお口の中を定期的に診ていただいているのです。