草川 洋 院長
YOH KUSAKAWA
0歳から100歳まで。予防歯科を中心に据えた地域密着の歯科医療を。
鶴見大学歯学部歯学科卒業後、都内歯科医院に勤務。2009年に『洋歯科クリニック』を開院(西武池袋線/有楽町線・都営地下鉄大江戸線「練馬駅」より徒歩6分)。現・日本フィンランドむし歯予防研究会理事。
草川 洋 院長
洋歯科クリニック
練馬区/練馬/練馬駅
- ●歯科
- ●矯正歯科
- ●小児歯科
- ●歯科口腔外科
- ●訪問歯科診療
患者さんの幅広いニーズに応えることの出来る歯科医院を
親戚に歯医者さんがいましたので、その人に話を聞いているうちに、「医療の仕事もやりがいがあるかもしれない」と思うようになりました。手に職を付けることが出来て、それがやりがいのあることなら、なおさら良いと思ったんですね。
大学卒業後は、特徴の異なる複数の歯科医院に勤務しました。最初に自費診療をメインとする医院、次は多くの方が引っ切りなしに訪れるところ。そして3つ目に勤めたのは、お子さんを診る機会の多い医院でした。私は開業を視野に入れていましたから、あらゆるニーズに応えれるように歯科医師としての幅を広げていきたいと考えたのです。また、すべての医院に共通することとして、勉強会への参加を積極的に勧めておられました。そこで得たものをすぐに患者さんに還元出来たということは、大変ありがたいことでしたね。
2009年に『洋歯科クリニック』を開院いたしました。私は隣の富士見台出身で、この辺りは馴染みがあり、土地勘のある場所でした。幅広い年齢層の方がお住まいになってることもわかっていましたし、それが私の望むものだったのです。
「真のかかりつけ医」となるために
訪問診療をおこなっていることもあり、当院には上は100歳から、下は0歳の赤ちゃんまで、幅広い層の方にご利用いただいています。開院当初から比較的年齢の高い方が来院されていたのですが、足腰が不自由になるなどの理由で、自力では通えないという方が徐々に増えてきました。その方々を最後まで診させていただくために、訪問診療を実施出来る体制を整え、今に至っています。
訪問診療が可能になったことで、ご希望いただいた患者さんを最後まで追うことが出来るようになりました。通ってこれない患者さんは診れないというのでは、かかりつけ医としては不十分だと思うのです。「真のかかりつけ医」を目指し、これからも絶えざる努力を続けていきたいと思っています。
予防を中心とした治療スタイル
予防医療に勝る治療はありません。最新の治療機器があっても、どれだけ優れた技量があろうとも、自分の歯に勝るものを生み出せはしないのです。当然のことながら、子供のうちからその意識を持っていただくことが大切になりますし、残念ながら複数の歯を失ってしまった人であっても、今残っている歯をいかにして保たせていくかが大切になってきます。
入り口としての予防。そして、出口としての口腔ケア。歯を削ることもなければ痛みが伴うこともない。これは、患者さんに決して迷惑を掛けることではありませんし、むしろ歓迎していただけるものです。当クリニックでは予防を軸に据えたスタイルの診療を提供していきたいと思っています。
予防大国フィンランドの取り組みをこの国でも
私は日本フィンランドむし歯予防研究会の理事を務めさせていただいており、予防大国であるフィンランドで成功している体制であり知識を患者さんに提供していきたいと考えています。
実はフィンランドの人達が摂っている砂糖の量は、日本人よりも多いことをご存知でしょうか。しかし、にもかかわらず歯を失っている方は圧倒的に少ないわけです。なぜこうした違いが出ているのか。そこには、お口に対する教育の徹底が大きく関係しています。あちらでは、子供の時から、「虫歯は感染症」という考えが行き渡っています。またフィンランドの保健所では、必ずキシリトールやフッ素配合の歯みがき粉が置いてあり、それを訪れた人達が持ち帰れるようになっているのです。当クリニックでもそれを踏まえ、今年(2017年)から、妊婦さんにキシリトール配合のガムをお渡しするようにしています。ささやかなことですが、この1つの試みが、子供の歯を守るためにお母さんの虫歯予防が大切という意識につながっていけばと思っています。
また、虫歯にならないようにするには、日々の生活習慣にくわえ、定期的に歯医者さんでメンテナンスを受けることが大切です。メンテナンスの重要性に関する認識は、両国で大きな差がある点でしょう。人口も違いますし、システムも違いますから一概に比較出来ないのですが、国を挙げて虫歯予防に成功している国から学べることは、少なくないと思っています。
私は今、保育園の園医として検診に赴き、予防に関する啓蒙活動もおこなっています。草の根の活動が少しずつ広がり、やがて地域全体に波及していけばと思っているところです。
これから受診される患者さんへ
マイクロスコープやCT、レーザーをはじめとした治療に必要な機器はほぼ備えています。予防を中心とした歯科医療を提供していますが、やはり何かあった時の備えは必要です。手先の器用さや経験も確かに大事かもしれません。しかし、それがあることで確実にプラスになるものを使わない手はないと思うのです。治療が必要な方のために最善の治療がおこなえるよう、充分な設備を備えてお待ちしています。
お口に関する疑問はすべて歯医者さんにぶつけてみてください。その疑問に誠実に答えてくれ、なおかつ、予防に力を入れているかかりつけ医をお探しになることをおすすめいたします。皆さんの予防に対する意識が向上し、虫歯が減っていくよう、私も微力を尽くしていきたいと思っています。
※上記記事は2017年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
草川 洋 院長 MEMO
- 出身地:東京都
- 趣味:サイクリング
- 好きな本:サスペンス
- 好きな映画:アクション
- 座右の銘・好きな言葉:「やるかやらないかで悩んだら、やる」
- 好きな音楽:ロック
- 好きな場所:山
グラフで見る『草川 洋 院長』のタイプ
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
洋歯科クリニック
草川 洋 院長
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- ●歯科口腔外科
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