かわべ歯科医院

河部 幸男 院長への独自インタビュー

患者さんひとりひとりにベストな治療を提供していく

たまたま父の友人に歯医者がいて、「こんな道もあるぞ」と提示されたんです。それまでは、とにかく走ることが好きだったので、高校の先生になって陸上部の顧問になることを夢見ていたのですが。お恥ずかしい話ですが、最初の動機としては、そこまで強いものではありませんでした。
私が29歳の時に、この地（西武池袋線・大泉学園駅から徒歩1分）に歯科・小児歯科の『かわべ歯科医院』を開設致しました。今は個室も珍しくない時代ですが、25年も前になると、患者さんと患者さん、ユニット同士がぴたりとくっついていることも珍しくありませんでした。勤務医をしていた頃、私はそれが非常にイヤでして、出来るだけ間が取れるところ、そして駅に近いところを探して、こちらにたどり着いたのです。
何もわからないまま大学に入った私は、卒業した頃は、「何でも完璧に出来る歯医者になりたい」と思っていました。しかし、徐々に経験を積むと、それは絵空ごとに過ぎないことがわかってきました。完璧な治療材料は無いし、どんな治療にも必ずメリットとデメリットがありますからね。そして、ベストな治療は、患者さん1人ひとりにより、また違うものです。完璧ではない。しかし、すべての分野に対して平均点以上の治療を提供していきたいと思っています。

患者さんに治療の中身を理解していただけるよう努める

根の治療をおこなえば、お薬が根の先まで入っていることを確認してもらう。詰め物を外し、中の虫歯を見てもらってから削っていく。時間にもよることですが、患者さんには極力治療の中身を理解していただけるように努めています。
もちろん、細部に渡って理解していただくことは難しいかもしれません。だからこそ、患者さんがよくわからない部分まで手を抜くことなく治療をおこなっていきたいですし、同業者から見て、「すごく丁寧な仕事だな」と思ってもらえるような治療を心掛けていきたいと思っています。

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