花岡歯科医院
中野区/中央/中野坂上駅
- 歯科
- 小児歯科
- 訪問歯科診療
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花岡 新八 院長への独自インタビュー
歯科の仕事を好きであることを再確認する日々
『ベン・ケーシー』(『Ben Casey』1960年代・米)というドラマがありました。あれを見て、医療への憧れを抱いたのです。ただ、私は血を見るのが苦手だったものですから、それで歯科医師となることを選びました。まあしかし、卒業して実践の段階に入ってわかったことですが、歯科は小外科なんですよね。それこそ、内科の先生に比べればよほど血を見ることになります。「しまった」とは思いましたが、もう時は遅し、ということでして(苦笑)。
ただ今となっては、この仕事を選んで良かったと思っています。歯科では、日常的に細かな作業をこなしていかなくてはなりません。たとえば、入れ歯が壊れましたと。今は技工所に頼むのが一般的なのでしょうが、私は可能な限り、その場で直してしまいます。手間は掛かると言えばそうなのでしょうが、好きだからそれが負担にならないのだと思いますよ。
大学院では保存科に進み、その中で根の治療を専門に研鑽を積みました。その後、公立昭和病院に勤務し、開院に至ったという経緯になります。私は一般の歯科医院に勤めた経験がありません。ですから、当初は保険の点数もどうすればいいかわかっておらず、治療も大学のやり方をそのまま当てはめました。入れ歯の制作を含め、大概のことは自分でやる今のスタイルは、その流れを汲んだものになります。
「いつでも どこでも 誰でも なんとかしたい」
地域密着型の歯科医院ですから、「いつでも どこでも 誰でも なんとかしたい」という気概を持って診療に取り組んでいます。自分の能力を越えていれば、上位医療機関であったり、知り合いの専門医の先生に紹介することもいたしますが、私の手に負えるものは、責任を持ってやり遂げたいですね。
もう20数年が経ちますけども、できるだけのことをしてあげたいと考え、訪問歯科診療を始めました。当時購入したポータブルユニットがまだ現役でがんばってくれていますが、今、同じ性能のものを買うとしたら、半分もしないかもしれませんね(笑)。
当院に足を運んでくれる方だけを診るというのは、私の性に合わないのです。通院していた患者さんが「動けないよ」となれば、こちらが出向いていくべきだと思っています。「いつでも どこでも 誰でも」の精神で、ですね。
院長の花岡先生は大学の先輩でもあり、東京HIVデンタルネットワークを一緒に立ち上げた仲です。とても温厚なお人柄で、歯科医師会の活動などにも積極的。尊敬すべき先生の一人だと思います。