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山﨑 喜範 院長

YOSHINORI YAMAZAKI

一生おいしく食事を楽しんでいただけるように。患者さんに「よかった」と思っていただける診療を

東京歯科大学 卒業。同大学オーラルメディシン・口腔外科学講座に入局。同大学市川総合病院 歯科・口腔外科に所属。『山崎歯科医院』副院長を経て、2019年より『山崎歯科医院』院長に就任(東京メトロ東西線「南砂町駅」より徒歩7分、同「東陽町駅」より徒歩10分)。

山﨑 喜範 院長

山﨑 喜範 院長

山崎歯科医院

江東区/南砂/南砂町駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科
  • ●訪問歯科診療

地域に根付いた歯科医院の三代目として

山﨑 喜範 院長

大学卒業後、私は東京歯科大学のオーラルメディシン・口腔外科学講座に在籍し、東京歯科大学市川総合病院でも診療にあたってきました。むし歯や入れ歯の治療だけでなく、口腔粘膜や顎関節など、全身状態をふまえて診る診療に魅力を感じ、15年間にわたって多くの症例を経験しました。
2010年からは、実家である『山崎歯科医院』に副院長として診療に携わるようになり、2019年より父より院長職を引き継ぎました。祖父の代から数えて私は三代目ということになります。これまでの経験を活かしながら、地域に根ざした診療をこれからも継続していきたいと考えています。家族や地域に支えられてきた医院だからこそ、今後も一人ひとりの患者さんと丁寧に向き合う診療を大切にしていきたいと思っています。

専門性と説得力ある説明で患者に寄り添う

山﨑 喜範 院長

現在、当院に来院される患者さんの多くが、顎関節症や口腔粘膜の異常(ドライマウス等)などの症状を抱えています。私自身、大学時代からこうした症例に多く携わってきたこともあり、その診断・治療には相応の自負を持っています。
例えば顎関節症に対しては、マウスピースの装着や補綴物の調整、親知らずの抜歯、筋肉への低周波療法といったさまざまな方法を組み合わせて対応しています。ただし、噛み合わせの調整などで歯を削るのは、あくまで最終手段。元に戻せない処置ですから、慎重に判断するよう心がけています。
また、必要に応じて唾液検査などを行い、状態を「数字」で示すことで患者さんに納得してもらいやすくしています。治療ありきではなく、あくまで症状やご本人の希望に応じた対応を大切にしています。お困りの方が安心して相談できる場所でありたいというのが、私の基本的なスタンスです。

患者の将来を見据えた「普通の治療」を大切に

山﨑 喜範 院長

診療方針の根底にあるのは、「自分がやられたくないことは人にしない」という思いです。目の前のトラブルをその場で解決して良しとするのではなく、5年後、10年後、あるいはもっと先の患者さんの状態まで考えた治療を提案したいと考えています。小さなむし歯一つをとっても、削るべきかどうか、どのような材料で治すかといった判断は、長期的な視点が必要です。見た目の美しさだけでなく、耐久性や再治療のリスク、将来的な介護状態までを見越して決めるべきだと思っています。
高額な治療=良い治療というわけではありません。当院ではほとんどが保険診療であり、自費治療は必要最低限にとどめています。口腔内のトラブルを拝見する中で、高い費用をかけた治療がかえって患者さんを苦しめている例も少なくありません。私は「普通の治療を、普通に提供すること」が、最も誠実な歯科医療と考えています。

後まで診るという責任と、訪問診療の取り組み

訪問診療は、当院にとってもう一つの大切な柱です。これは、様々な理由で通院が難しくなった患者さんのためにと始めたものです。口腔内の管理は、年齢に関係なく生活の質に大きく関わってきます。だからこそ、最後まできちんと関わり続けたいという思いがあります。
訪問診療では、できることが限られているのは事実です。けれども、外来治療の100点に比べて、たとえ50点でも60点でも、患者さんにとってはそれが「満点」であると私は思っています。何もしないよりは、はるかに意味があることです。
今後も「患者さんを最後まで診る」という姿勢を変えることはありません。患者さんの将来を一緒に見据えながら、困っている人がいれば手を差し伸べる。地域に根ざした歯科医院として、地道に歩んでいきたいと考えています。

これから受診される患者さんへ

歯科医院というと、「痛くなったら行く場所」と思っている方も多いかもしれません。でも本当は、痛くなる前にこそ来ていただきたいのです。初期のむし歯や歯周病、口腔内の変化は、定期的にチェックすることで早期に対応できます。治療も痛みなく済むことが大半ですし、通院の回数や費用も抑えられます。
また、口の中にできものができた、乾きが気になる、というような症状でも構いません。診てみて「問題ありませんよ」と伝えられれば、それだけでも患者さんにとっては安心につながります。時には、安心が一番の「治療」になることもあります。「困ったらまず歯医者に行く」という習慣を持っていただけたら、それが一番嬉しいですね。私たちは、相談だけでも気軽に来ていただけるような医院でありたいと思っています。何か気になることがあれば、どうぞ遠慮なくいらしてください。

※上記記事は2025年6月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

山﨑 喜範 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 出身大学:東京歯科大学
  • 好きな場所:緑のあるところ
  • 座右の銘:「自分がやられたくないことは人にもしない」

グラフで見る『山﨑 喜範 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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