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岩崎 慧 院長

AKIRA IWASAKI

「この先生なら信じられる」
――そう思っていただける医院を目指して

大阪大学歯学部 卒業。神奈川県の大型歯科医院、様々な歯科医院での 勤務を経て、2025年7月22日に『Revira dental office 池尻大橋』を開院(東急田園都市線「池尻大橋駅」北口より徒歩5分)。

岩崎 慧 院長

岩崎 慧 院長

Revira dental office 池尻大橋(レヴィラデンタルオフィス)

目黒区/大橋/池尻大橋駅

  • ●歯科
  • ●歯科口腔外科
  • ●矯正歯科

より患者さんに寄り添える診療の実現を目指して

岩崎 慧 院長

もともとは建築の道を志していました。絵を描くことや物づくりが好きで、建築学部を目指していたのですが、次第に「人の役に立ちたい」という気持ちが強くなり、医療系を志すようになりました。直接患者さんに治療を行い、その場で感謝の言葉をいただける医療の仕事は、自分の性格に合っていると感じたのです。
また、幼い頃はよく歯科に通っていた経験もありました。その時の歯医者さんが怖い存在ではなかったため、歯科に対して抵抗感が少なかったことも影響していると思います。医学を学びたいという関心と、解剖学への興味も重なり、自然と歯科医師の道へと進みました。
実際に臨床に出てからは、自分の手を使い、幅広い知識を駆使して一人の患者さんに向き合う歯科の仕事は天職だと感じています。専門医のように一点を極めるのではなく、総合的に診療できる「一般歯科医以上、専門医未満」を理想像として掲げています。

勤務医時代、救急対応を担う医院で多くの患者さんを診る中で、「より患者さんに寄り添える、その人に合った正しい診療を実現したい」と考えるようになりました。そうした想いと、これまでの経験を信頼してくださった患者さんの後押しもあり、自分の理想を形にするために開業を決意しました。

「ここで診療を受けたい」と思えるクリニックづくり

岩崎 慧 院長

池尻という場所を選んだのは、いくつもの候補を検討した末の巡り合わせでした。立地や家賃の条件など迷いもありましたが、結果的にここが一番良いと感じて開業を決めました。都心すぎず、かといって不便でもない絶妙な距離感があり、自分のゆったりとしたプライベートな診療スタイルに合っていると思っています。
建築の道を志していたこともあって、クリニックのデザインにはこだわりました。一般的な歯科医院のような「白い空間」ではなく、あえてモダンで落ち着いた雰囲気を大切にしたのもその一つです。診療室は完全個室とし、照明はやや暗めに設定。会員制の飲食店のような「特別感」を演出することで、患者さんにとって通うこと自体が楽しみになり、リラックスできるような場所を目指しました。

また、スタッフにとっても誇りを持てる空間であることを重視しました。スタッフルームを整備し、働く環境を快適に整えることで、より良い患者対応に繋がり、日々の診療に前向きに臨める医院にしたいと考えました。内装平面図などの設計段階から壁材や床材、ライティングまで細かく自分で選び、機能性と快適性を兼ね備えた医院づくりに取り組んでいます。

「正しい治療」を徹底して行っていく

岩崎 慧 院長

私が診療の基本に据えているのは、「正しい説明に基づいた正しい治療」です。根管治療を例にあげましょう。根の治療では、いかに無菌的な状態を保てるかが治療の予後を大きく左右します。そのために必ず用いているのがラバーダムです。これは患部をゴムのシートで隔離し、唾液や口腔内の細菌が侵入しないようにするものです。ほんのわずかな細菌の混入が再感染や治療の失敗につながることもあるため、この工程を省くことはあり得ませんが、多くの歯科医院ではその手間とコストの観点から行われていないのが歯科の現状です。
さらに、治療の精度を高めるためにマイクロスコープや拡大鏡を日常的に活用しています。肉眼では見えない患部の細かな構造や病変を視認することで、必要な部分に的確に処置を行うことができます。根管治療に限りませんが、しっかり目で見て処置を行うことで余計な部分を削ることなく歯の保存率を高め、患者さんが自分の歯をできる限り長く使えるようにすることが可能になるのです。

こうした取り組みは、一見すると手間や時間がかかるように見えるかもしれません。しかし、その積み重ねこそが治療結果の安定性につながっていきます。研修医時代から、私は常に基礎を大切にしてきました。教科書に書かれている確かな知識ももちろんのこと、基本をいかに徹底して丁寧に実践するかということを心がけています。地に足のついた診療こそ、患者さんの安心につながっていくと私は信じています。

「この先生に任せたい」と思ってもらえるように

私がもう一つ大切にしているのが「説明責任」です。歯科治療は「削られた」「抜かれた」といった印象が先行しがちで、患者さんが治療内容を理解できないまま言われるがままに治療に臨み、不安を抱えることも少なくありません。当院では、診断結果や治療方針を写真や画像を用いて時間をかけて丁寧に説明するよう心がけています。何をされているのかがわからない状態は、患者さんの信頼を損なう大きな原因です。逆に、しっかり理解していただくことで「この先生に任せて治療をしてよかった」と思っていただけるのではないでしょうか。
通っていただく方にとって、歯科医院がただの「治療の場」ではなく、安心して相談できる場所でありたいと考えています。そのためにも、患者さんとの対話を重視し、常に正しいことを伝えられるような姿勢で臨むよう努めています。

これから受診される患者さんへ

歯科医院というと、どうしても「痛みや不具合が出たらいくところ」「わざわざは行きたくない」と感じられる方が多いと思います。私はそのイメージを少しでも変えたいと願い、ここ池尻に『Revira dental office 池尻大橋』を開きました。
診療の質はもちろん、空間づくりや雰囲気も含めて「通うのが楽しみになり、大切な人にも紹介したくなる場所」でありたいと考えています。患者さんには正しい診断と丁寧な治療を提供し、安心して任せていただけるよう努めてまいります。そして、スタッフにとっても誇りを持って働ける環境を整え、チーム全体でより良い医療を実現していきたいと思います。

お口の健康は、生活の質に直結する大切な要素であり、歯は『臓器』の1つです。少しでも気になることがあれば、気軽にご相談いただければ幸いです。皆さまの毎日がより豊かになるよう、これからも一人ひとりに寄り添った診療を続けてまいります。

※上記記事は2025年9月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

岩崎 慧 院長 MEMO

  • 出身地:大阪府
  • 趣味:ファッション
  • 好きなもの:イタリアワイン
  • 好きな場所:地元/Revira dental office 池尻大橋
  • 好きな言葉・座右の銘:「Let it be(なるようになる)」「自業自得(自分の行いが自分に返ってくる)」

岩崎 慧 院長から聞いた
『セラミック治療』

その歯科医院のセラミック治療にはどんな特徴があるか。治療を受ける前にぜひ確認を

セラミック治療と聞くと、保険の効かない高額な治療を思い浮かべる方がほとんどではないでしょうか。そのため、できるだけ安くできるところを探されている方が多いように感じます。歯科医療は、その職業的特性から『歯科医師の技術力 × そのマテリアル(材料)に対する知識や症例に対しての適切な選択 × 製作を担う技工士の技術と理解』によって質が変わると考えています。
そのため、例えば同じジルコニアクラウンやセラミックインレーであっても、その製作過程(形成・印象・技工所・歯面処理・合着方法)によって予後は全く異なる結果となってしまいます。セラミック治療と一言にいっても、その細部にわたる配慮(ラバーダム防湿などで細菌感染を防ぎ、接着力を高める工夫をしているか)や品質の高い材料を用いた丁寧な製作過程(型取りの材料は何を用いているのか)、またその歯科医師の技術力(適切な形態で形成できているのか)に対する価値が、それぞれの歯科医院における自由診療の価格設定となっています。

いたずらに高いものを選べば間違いないということでもないですが、その歯科医院のセラミック治療にどのような特徴があり、その金額に値する結果や満足度が得られるとご自身で納得できるかが選択の鍵になると考えています。せっかく大金を叩いていい治療をしたはずなのに、よく外れる・すぐ割れる・またむし歯になってしまったなどといったご経験がお有りの方はよく考えてみてください。本来質の高い良い歯科医療とは、やり直しを限りなく減らすことで、歯の温存(保存)を試みることです。信頼できる歯科治療を受けるには、価格や見た目だけでは判断のできない側面もあるということです。ぜひ歯科医師にその違いの説明を求めてみてください。

グラフで見る『岩崎 慧 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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