服部 力 院長
RIKI HATTORI
あなたに合った矯正治療を提供し、笑顔と健康に貢献します
東京歯科大学 卒業。同大学東京歯科大学水道橋病院 臨床研修医を経て、神奈川歯科大学矯正科 専攻生に。福増矯正歯科に勤務後、2024年6月18日に『綾瀬おおるり矯正歯科』を開院(JR常磐線/東京メトロ千代田線「綾瀬駅」西口から徒歩1分)。
服部 力 院長
綾瀬おおるり矯正歯科
足立区/綾瀬/綾瀬駅
- ●矯正歯科
医療への関心から矯正の道へ──自らの経験が導いた開業
私は歯科医師の家庭に育ち、父は開業医でした。物心ついた頃から医療は非常に身近な存在であり、「将来は医療系の仕事に就くのだろうな」という自然な流れを感じていました。実際に医療の道を志したのも、父の働く姿を見て、仕事の中身や患者さんとの接し方を具体的に想像できたからだと思います。
矯正歯科に進んだのは、自分自身の矯正体験が大きなきっかけでした。中学生の頃に矯正治療を受けたのですが、正直なところ、当時は治療中、痛みや煩わしさがあり、つらい面があったことも確かです。しかし、終わってみるとその効果は絶大で、歯並びの良さを人に褒められるようになったことが自信にもつながりました。「やってよかった」と素直に思えたこの経験が、今の原動力になっています。
東京歯科大学を卒業後は、水道橋病院での研修を経て、神奈川歯科大学の矯正科に所属しました。その後、矯正専門の開業医のもとで約5年間勤務し、2024年6月に『綾瀬おおるり矯正歯科』を開院いたしました。いつかは自分のクリニックを持ちたいという思いがあり、早い段階での開業を目指して準備を重ねてきたところ、綾瀬駅から徒歩1分という立地という素晴らし場所に恵まれたのです。
正確な診断と対話を重視した矯正治療
診療で最も重視しているのは「診断」です。ワイヤーやマウスピースといった治療方法はあくまで手段であり、まずは口腔内の状態を正確に把握することが第一です。そのため、初診時にはレントゲン撮影はもちろん、CT(三次元画像)による詳細な検査も行い、患者さんにも画像をお見せしながら、一つひとつ丁寧に説明をしています。また同時に、診断の結果に基づき、抜歯の要否や最適な治療法を提示していくことになります。この際、患者さんの希望を伺い、生活環境なども考慮したうえで、納得できる治療方針を一緒に作っていくよう心がけています。
治療手段の選択については、ワイヤーによる矯正もマウスピース矯正も、どちらにも対応可能です。ただ、マウスピース矯正は自己管理が必要とされますし、むし歯のリスクが高い方にはワイヤーによる矯正にも注意が必要ですから、それに伴うリスクや費用についても事前にしっかりとお伝えしています。当院では初診では30分以上かけて、口腔内写真と顔貌写真を用いながら説明を行い、患者さんが十分に納得されたうえで治療を進めるよう努めています。
矯正治療を通じて、生活と意識の変化を支える
矯正治療は、単に見た目を整えるためだけのものではありません。歯並びが良くなることで歯みがきがしやすくなり、むし歯や歯周病の予防にもつながります。それ以上に大きいのは、「口元に自信が持てるようになる」という点です。笑顔を見せることにためらいがなくなり、性格や人との接し方にも良い変化が現れる――それが矯正治療の力だと感じています。
私自身、矯正を終えてから「歯並びがきれいだね」と言われることが増え、口元に自信を持つことができました。そういった経験があるからこそ、今の患者さんたちにもその良さを伝えていきたいと思っています。
最近では、矯正に対する意識も少しずつ変わってきました。海外、特にアメリカでは金属の矯正器具を見せることがステータスとされることもあり、目立たせたい人も少なくありません。一方、日本ではワイヤーでも、白く目立たない器具が好まれる傾向にあります。当院では、そうした患者さんの意向に寄り添いながら、審美性にも配慮した装置を選んでいます。
また、歯並びの悪化には遺伝だけでなく、口呼吸や鼻詰まりなどの環境要因も大きく関与しています。特に成長期の子どもたちにとって、こうした呼吸や生活習慣の影響は見逃せません。必要があれば耳鼻咽喉科をご紹介し、鼻呼吸のトレーニングや歯列の拡大といった早期介入を行うこともあります。
「いつ始めたらいいか」ではなく、「今できること」を大切に
お子さんをお連れになって、「いつ矯正を始めたらよいですか?」と聞かれることはよくあります。一般的には前歯が生えそろう7〜8歳が治療開始の目安とされていますが、実はその前からできることは多くあります。たとえば、口呼吸の改善や舌の癖の修正、顎の成長に合わせたトレーニングなど、歯が生え揃う前だからこそ介入できることもあるのです。
特に最近ではマスク生活や鼻炎による口呼吸が常態化しているお子さんも多く、それが歯並びに影響を与えているケースが多く見られます。私としては、「歯が揃ってから考えよう」ではなく、「気になることがあればまず相談してみる」という姿勢を大切にしていただけたらと考えています。
当院では、そうした早期相談の機会を提供するために、初診相談を無料で行っています。実際に治療を始めるかどうかはその後に決めていただければよいのです。「矯正ってどうなんだろう?」という漠然とした疑問をお持ちの方にも、気軽にお越しいただけるような環境づくりを目指しています。
これから受診される患者さんへ
この地域にはむし歯のリスクを抱えたお子さんも多く、矯正よりもまずは治療が必要な場合もあります。ただ、最近では若い世代を中心に、見た目への意識や健康への関心が高まってきているのも実感しています。私としては、まずは「矯正治療」の情報に触れていただくことから始めていただきたいと思っています。やるかやらないかの前に「知っておく」ということが大切です。
これからも地域に根ざした存在として、歯並びの改善だけでなく、呼吸や生活習慣、健康全体への意識を高めていけるような診療をこれからも心がけていきたいと思います。歯科矯正の価値を、もっと身近に感じていただけるよう、丁寧に向き合ってまいります。
※上記記事は2025年6月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
服部 力 院長 MEMO
- 出身地:静岡県
- 出身大学:東京歯科大学
- 趣味:旅行
- 好きなこと:水族館に行くこと
- 好きな場所:海
- 好きな言葉:「適材適所」
服部 力 院長から聞いた
『叢生』
顎が小さい現代の日本人に最も多い不正咬合の1つ
歯磨きの際、歯ブラシが行き届かずに汚れが残りやすく、むし歯の原因になりやすいです。
グラフで見る『服部 力 院長』のタイプ
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どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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| 穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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| 穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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