中村 圭一 院長
KEIICHI NAKAMURA
名医よりも良医をめざして
患者さんにとってのベストを提案する
大学卒業後、都内の歯科医院に勤務した後、20代で開業。10年にわたって診療を続けた後、道路拡幅に伴って移転し、現在に至る。
中村 圭一 院長
中村歯科
中野区/本町/中野坂上駅
- ●歯科
祖父の勧めがあって歯科医師になり、名医よりも良医をめざす
子供の頃はロケットの打ち上げ、高校時代はオーディオ系に興味を持っていて、将来その方面に進みたいという気がなんとなくありました。ただ、父から「その世界は両方金にならないから食っていけないぞ」と言われましてね(笑)。たまたま祖父と叔父が歯医者をやっていて、僕は長男の息子ということもあって、祖父から「歯医者をやらないか?」と言われたんです。最初はそれほど乗り気でもなかったのですが、周りからも「好きなことは、歯医者をやりながら趣味でやったほうがいいよ」と言われて、まぁそれもそうか、と(笑)。細かい作業も得意でした。まぁ歯医者をやってみるか!という感じで、割と気楽な感じで決めました。
大学卒業後は医局に残る話もありましたが、私自身それほど専門にこだわりがなかったんです。「名医」というよりは、地元で患者さんのことを考えながらなんでもできる「良医」になりたいと思い、1年半ほど丸の内で勤務医をしたのち、20代で開業しました。中野坂上は地元なので友達もいるし、父や母のPTAや町会関係もあり、妹2人の知り合いも多いので、「まあどうにかなるだろう」ということで始めました(笑)。実際、地元の皆さんにはとても助けていただいています。
最初の開業地は、中野坂上の交差点の近く山手通りに面したビルで、そこで10年間診療を行っていました。しかし、大江戸線の開通と山手通りの拡幅のため出て行かなければならなくなり、少し住宅地の中に入ったこの地での開業(移転)に至りました。
患者さんのニーズをくみ取って、一番いい方法を見つける
その人に合った治療を行うことですね。例えば、若い方と年輩の方では、同じ症状でも治療の方法が変わってくるんです。「名医」ならその歯に対して最善・最良の策を取ると思うのですが、その患者さんが何度も通えない事情があったり、それほどのことを求めていなかったり、その歯がダメになった場合に次の歯のことを考えなくてはならなかったり・・・。そういった患者さんの事情・状態に対してバランスよく治療ができればいいな、と思っています。歯にとっては少し姑息的な治療かもしれないけれど、その患者さんにとってその方がいいと思えば、そういう方法も取ります。歯周病や虫歯に関しても、すべてバランスをとって、その方にとって一番いい方法を見つけて治療を行うのが当院のコンセプト・診療方針です。
また、一般の診療所に比べるとメンテナンスの患者さんが多めです。月にすると半分近くいらっしゃっていて、それも特徴のひとつといえるかもしれません。ここに20年前に開業した頃、メンテナンスで来られる方はほとんどいませんでしたが、現在は歯の診療に来られる患者さんと同じくらいの方がメンテナンスにいらっしゃっています。
患者さんの傾向としては、この地域に住む皆さんのほかに、最近はビルも増えたので近くで働かれている方も多いです。以前いらしていた患者さんが引っ越されて、現在関西や海外に住む方が来られる場合もありますよ。
患者さんの恐怖心に、最大限の配慮を
「痛くない治療」ということですかね。患者さんにとっては一番そこをしっかりしてくれないと恐怖心が出てしまいますからね。例えば、治療の際にはたいてい麻酔を使いますが、麻酔自体が痛くては辛いので、打つときに極力気を使って痛くない麻酔をするように心がけています。「最近は歯には麻酔を使わないんですね?」と、打たれたことに気づかずに質問される患者さんがよくいらっしゃいます。表面麻酔をきちんとしたり、打ち方をゆっくりにしたり、細い針を使ったり。そういった痛みが出そうな要素を極力なくすようにしています。昔は圧力をかけて太い針でグッと歯茎に力を入れて打つ、というやり方が主流だったので痛かった。そうじゃないと麻酔が効かないという時代だったんですね。他にも、早く打ったり麻酔の液が冷たかったりすると痛みを伴います。これらをなくせば、麻酔はそんなに痛くないんですよ。
保険診療を中心にし、定期的なメインテナンスを推奨
定期的に来ていただければ、早期に打つべき処置ができます。例えば、虫歯も削らないで様子を見ることも可能なんです。3カ月ごとなど定期的に診ていれば、必要がなければあえて虫歯を治さずに、そのまま進行させないよう様子を見ることもします。ただ、そのためには定期的なメンテナンスに来ていただく必要があります。
当院は、保険診療の患者さんがほとんどです。自費診療の治療のほうがいいのは確かですが、保険でもそれなりの治療は受けられますから。ただ、ご相談いただいた上で必要であれば、なんでも対応させていただきます。例えば、インプラントも、こちらから積極的に勧めてはいませんが、患者さんから「ブリッジは嫌だし、入れ歯は嫌だし・・・」というご相談を受ければ、「では、インプラントにしましょうか?」とご提案することもあります。ただ、インプラントに適した症例しかやらないので、相談に来ていただいてその患者さんに合った治療を進めて、必要であればインプラントもするという感じです。患者さんの事情もありますから、条件が合致した上で治療を進めていくというスタンスを取っています。
これから受診される患者さんへ
中野坂上という街は、昔から青梅街道と山手通りの拡張計画・工事をやっていて、そのあいだは街自体の発展が半分止まってしまっていたような感じでした。それが何十年と続いて、急に動き出したので街も雰囲気もいきなりずいぶん変わりましたよね。人も増えて街自体が活気づいたように思います。
僕自身、この中野坂上で育って、地域への思い・親しみに重きを置いて頑張っています。どうぞよろしくお願いします。
※上記記事は2014.10に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。
中村 圭一 院長 MEMO
- 出身地:東京都
- 趣味:DIY、アクアリウム、和太鼓
- 好きな本:村上春樹
- 好きな映画:チャンプ、舟を編む
- 好きな言葉:バランスをとる
- 好きな音楽:なんでも好きです。学生時代はフュージョン系(リチャード・ティー、スタッフ、アース・ウィンド&ファイアなど)をよく聴いていました。
- 好きな場所:都会も海・山も好きです。
グラフで見る『中村 圭一 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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