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田下 雄一 院長

YUICHI TASHIMO

一般歯科・口腔外科・矯正治療など幅広いニーズに対応し、しっかり噛んで食事ができる「健康なお口」をサポート

明海大学歯学部卒業後、旭川医科大学病院にて卒後臨床研修を行い、歯科口腔外科学講座入局。口腔外科を専門に高齢者の歯科医療に携わる中で摂食嚥下に興味を持ち、昭和大学 口腔機能リハビリテーション科にて研鑽を積む。2024年5月、三軒茶屋にて開業。

田下 雄一 院長

田下 雄一 院長

三軒茶屋もぐもぐごっくん歯科クリニック

世田谷区/太子堂/三軒茶屋駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科

高齢者歯科に携わり「口から栄養をとる」大切さを痛感

田下 雄一 院長

母が医療系の仕事をしていたため、将来は医療の道に進みたいという希望を持っていました。漠然とした思いが歯科と結びついたのは高校生の頃、自転車に乗りながら居眠りをしてしまい(笑)、前歯を3本破損したことがきっかけでした。3本のうち1本は抜歯して、残り2本の歯をブリッジにして……。当時のかかりつけの先生には本当にお世話になり、この出来事を機に歯科医師を志すようになりました。
大学卒業後は歯科の中でも口腔外科を専門にして、病院に勤務しながら入院患者さんなどの治療にあたりました。むし歯の治療や親知らずの抜歯をはじめ、口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)といった先天性の病気の治療を担当するなど幅広く経験を積みました。転機が訪れたのは、療養型の病院に勤務していたときです。当時担当していた患者さんの多くは慢性的な病気があったり、長期的な介護が必要だったりするご高齢の方ばかりでした。しっかり噛んで食事をすることが難しくなり、体が弱っていく患者さんを目の当たりにして口から栄養をとる大切さを痛感したことで、歯科の中でもお口の機能を維持するための「リハビリテーション」を学ぼうと考えたのです。

しっかり噛んで食事ができる「健康なお口」をサポート

田下 雄一 院長

昭和大学の口腔機能リハビリテーション科を経て、『三軒茶屋もぐもぐごっくん歯科クリニック』を開いたのは2024年5月でした。大学病院では主に頭頸部がん患者さんの術後リハビリを担い、摂食(せっしょく)・嚥下(えんげ)の機能回復をサポートしていました。摂食とは「もぐもぐ」と食べること、嚥下は「ごっくん」と飲み込むことを指します。
クリニックの名前にある「もぐもぐごっくん」は、自分の専門性をいかして「しっかり噛んで食事ができる健康なお口をサポートさせていただきたい」という気持ちを込めたつもりですが、小児歯科専門のクリニックだと思われている方も少なくないようです(笑)。しかし、それも決して間違いではありません。当院は小さなお子さんから保護者世代、祖父母世代と、ご家族みなさんで通っていただける歯科クリニックです。いつまでもおいしく食事を召し上がっていただけるように、お口の健康を支えていきたいと考えておりますので、お気軽にご来院いただければと思います。

一般歯科・口腔外科・矯正治療など幅広いニーズに対応

田下 雄一 院長

当院ではむし歯や歯周病の治療をはじめ、審美歯科、義歯(入れ歯)、ホワイトニングやクリーニングなどに幅広く対応しています。また私が口腔外科の出身ということで、親知らずの抜歯や顎関節症の治療、インプラントやマウスピースの製作などにもしっかりと対応できます。このほか高い専門性が求められる矯正治療については専門の先生にお越しいただいており、一般的なワイヤー矯正のほかに取り外しのできる透明なマウスピース型の装置を用いた治療にも対応しています。現在産休中の妻が現場に復帰することになれば、さらに充実した医療をご提供できるものと思います。
開業にあたって特に重視したのは、院内の衛生管理の徹底です。治療に使用する器具類は世界標準のクラスB滅菌機で滅菌処理を行い、1セットずつパッケージすることでクリーンな状態を保っています。また歯を削る際に発生する細かな粉塵を口腔外バキュームで吸い込むことにより、院内感染のリスク軽減にも努めています。安心・安全に配慮した環境のもと、お口の中を立体的に撮影できる歯科用CTや口腔内カメラを活用して、やり直しのない精度の高い治療を行っています。

分かりやすく丁寧な説明を心がけ、一人一人に適した治療を行う

診察の際は分かりやすく丁寧な説明を行うことで患者さんの理解を深め、納得していただいたうえで治療を行いたいと考えています。こちらから治療を押し付けるのではなく、さまざまな選択肢をご提示したうえで、患者さんご自身に治療を選んでいただくことが理想と考えています。症状に対する治療が複数あるならば、それぞれのメリットやリスクをしっかりとご説明し、患者さんのご希望を踏まえつつ、その方にとって一番いい治療をご一緒に考えていきます。
昭和大学勤務医時代は、頭頸部癌治療によって話ができない状態の患者さんに対するリハビリなども担当してきました。リハビリは治療と違い、病院に来た時だけ行うものではなく、患者さんにご自宅でも行っていただくことで効果が出てきます。ご自宅でリハビリを行っていただくために、患者さんに信頼していただき、患者さんのモチベーションを上げていくことも重要です。そのためには患者さんに丁寧に説明し一人一人に適した治療、リハビリの選択も重要です。全身状態を考慮しながら歯だけでなく舌や顎などを含めたお口全体を診るのが口腔外科医です。全身状態を考慮しながら歯科治療だけでなく摂食嚥下リハビリテーションを行うのが口腔リハビリテーション医です。これまでの経験をいかして、この地域の医療に貢献できたらうれしく思います。

これから受診される患者さんへ

当院は一般歯科や矯正歯科などワンストップでトータルな歯科医療をご提供しています。また、私の専門分野である口腔外科や摂食嚥下に対する専門的な診療を行えることも強みです。当院への通院が難しい患者さんについては訪問診療にも対応しておりますので、お気軽にご相談いただければと思います。

※上記記事は2024年6月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

田下 雄一 院長 MEMO

  • 出身地:茨城県
  • 趣味・特技:ドライブ、旅行
  • 好きな映画:『ワイルド・スピード』
  • 好きな音楽:J⁻pop、ハワイアンミュージック
  • 好きな場所:海

田下 雄一 院長から聞いた
『親知らず』

奥歯の一番うしろにある「親知らず」は抜歯しなければならない……?

親知らず(おやしらず)は奥歯のもっとも後ろにあり、正式名称を第三大臼歯と言います。親知らずというと、痛みを伴ったり、抜歯をしなければならなかったりするイメージがあるかもしれません。しかし親知らずそのものが痛むことは少なく、周囲の組織が炎症などを起こすことで痛みを感じるようになります。親知らずが生えてきても、きちんとケアをしていれば、必ずしも抜歯をする必要はありません。

一方で、親知らずが痛んだり、親知らずが斜めに生えたりしているなら、隣の歯が虫歯や歯周病になってしまう確率が上がる可能性が高いため、できるだけ早く抜歯をすることをおすすめします。親知らずに関する不安や疑問がある場合は、専門家にご相談いただくとよいでしょう。

グラフで見る『田下 雄一 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION