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不定愁訴(フテイシュウソ)の原因

明確な原因がないにもかかわらず体調が優れない状態を指し、医療機関を受診して検査を受けても異常が見つからないものを指す。多くの場合でストレスの蓄積が症状を引き起こすと考えられる。

不定愁訴(フテイシュウソ)の症状

頭痛・便秘・めまい・むくみ・倦怠感などの全身症状に加え、気分の落ち込み・イライラ ・不眠などの精神症状を伴うことがあり、男性よりも女性に多くみられる傾向がある。

不定愁訴(フテイシュウソ)の治療

何らかの病気が関係している場合は、病気に対する治療を行うことで症状の改善が期待できる。自律神経やホルモンバランスを整えることを目的に毎日の食事を見直すほか、適度な運動や十分な睡眠をとることを心がけると良いとされる。
受診科目
内科
婦人科

この病気について3人の医師の見解があります。

医師から聞いた
不定愁訴の対処(治療)方法

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貧血を軽視せず、早めの診断と適切な治療につなげることが大切

「貧血」とは、血液中の赤血球やヘモグロビンの量が不足し、体に十分な酸素を運べなくなる状態を指します。赤血球に含まれるヘモグロビンは酸素を全身へ届ける重要な役割を担っており、その濃度が低下すると、赤血球の数が正常でも酸素の供給が不十分となります。一般的に、男性ではヘモグロビン濃度が13g/dL未満、女性では12g/dL未満のときに貧血と診断されます。

症状は、疲労感や倦怠感、息切れ、めまい、立ちくらみ、動悸、顔色の悪さ、集中力の低下など多岐にわたります。爪の変形(スプーン状爪)や抜け毛、食欲不振、異食症(氷などを好む)といった特徴的な症状も見られることがあります。

貧血は様々なタイプに分類できますが、このうち最も多いのが鉄欠乏性貧血です。栄養不足や月経、妊娠・授乳期、消化管からの出血、鉄の吸収障害などが原因です。診断は血液検査で行われ、鉄剤の投与や食生活の改善が治療の基本となります。
このほか、骨髄の造血機能が低下する再生不良性貧血、赤血球が早期に壊れる溶血性貧血、ビタミンB12や葉酸不足による巨赤芽球性貧血、腎臓の機能低下による腎性貧血、さらには骨髄異形成症候群など、原因は多岐にわたります。

貧血は放置すると日常生活に支障をきたすだけでなく、背景に重大な病気が隠れている場合もあります。健康診断の数値が軽度の異常であっても、自覚症状があるときは医療機関を受診することが大切です。貧血を軽視せず、早めの診断と適切な治療につなげることが、心身の健康を守る第一歩となります。

青山 泰之 院長
伊勢原あおやまクリニック
青山 泰之 院長
伊勢原市/下糟屋/伊勢原駅
●内科 ●血液内科 ●健診・検診 ●呼吸器内科
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