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RSウイルス感染症の対処(治療)方法
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大切な赤ちゃんを守るため、妊娠中にワクチン接種を
RSウイルス感染症とは、RSウイルスに感染することで呼吸器のさまざまな症状が現れる病気です。大人が罹患すると鼻かぜ程度で済む場合が多いのに対し、1歳未満の赤ちゃんが感染すると、肺の近くにある細気管支に炎症を引き起こし(細気管支炎)、人工呼吸器が必要になるほど重症化することもあるため注意が必要です。
RSウイルス感染症は、気管支喘息などの持病があると重症化しやすいと言われますが、発熱がない場合でも大量の鼻水や痰が生じ、咳込んでいるうちに吐いてしまうケースもあります。これらの症状は発症後3~5日がピークだとされ、1週間程度で治まっていくことが一般的です。RSウイルスに作用する治療薬は現時点では存在しないため、治療法は症状をやわらげることを目的とした対症療法のみとなります。
最近は、赤ちゃんをRSウイルスから守るための妊婦さん向けのワクチンが開発されています。妊娠中にRSウイルスワクチンを接種することで、生後6か月頃まで効果が持続するとされていますから、ぜひワクチン接種を検討していただければと思います。