急性腹膜炎(キュウセイフクマクエン)の原因
膵炎、胆嚢炎、虫垂炎、憩室炎、卵巣炎、子宮内膜症の炎症が腹膜に波及したり、腸閉塞や腸間膜動脈閉塞症、流産、妊娠中絶をきっかけにしておこる。急性腹膜炎(キュウセイフクマクエン)の症状
激しい腹痛、嘔吐などがあり、痛みの部位は広がって、吐き気、発熱、ふるえ、頻脈などをともなう。急速に進行するとショックをおこすこともあり、緊急な治療が必要。急性腹膜炎(キュウセイフクマクエン)の治療
3~4週間の入院が必要。抗菌薬を用いて炎症を鎮め、原因となっている病気の治療、穿孔を起こしている場合には縫合手術や切除手術をおこなう。- 受診科目
- 消化器内科
- 外科
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急性腹膜炎の対処(治療)方法
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起きるのも辛い痛みを感じたら、すぐに医療機関へ
内臓を包んでいる膜が腹膜です。内臓の炎症がこの腹膜にまで波及したものを腹膜炎と呼びます。原因はがんもありますし、腸の破裂、膵炎など様々なものがあり、原因によって痛みの程度も変わってきます。
経験を積んだ医師であれば、お腹を触れば腹膜炎であるかどうか判断ができます。もちろんそれだけでは十分でなく、CT等の検査で原因を突き止め、適切な処置を行わないと命に関わることもある疾患です。一般的に腹膜炎の場合、起きるのも辛いような痛みが生じることが多く、そのような普段感じたことのないような痛みが感じられたら、迷うことなく救急車を呼んであげるべきでしょう。