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この病気について2人の医師の見解があります。
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『多汗症』になる原因は「体質」によるものです。まずは原発性なのか続発性なのかを分類しなければなりません。原発性なら特に原因はなく、続発性ならば甲状腺ホルモンが出過ぎていることがあるかもしれないので、採血をして調べます。症状については局所性ならば頭部や脇、手足などからだの一部に限局して汗が出ます。局所でなければ全身性ですが、背中のあたりに多いことや、頭も背中も汗が多いけれど手足には出ないなど症状に個人差があります。治療法については、脇の場合には塗り薬が2種類あります。その他「イオントフォレーシス」という電気を流して汗の穴を閉じるという治療があり、複数回行うことで汗が出にくくなってきます。期間でいうと、1カ月間くらい、通院頻度は週に1回〜2回ほどになります。多汗症は完治がなく一生つきあっていく疾患なので、よくなってくれば通院頻度を減らします。脇の多汗症で塗り薬が効かない場合は「ボトックス」を注射します。その他、自費治療になりますが汗の穴を閉じる「塩化アルミニウム溶液」を患部に塗る方法もあり、手足や顔、脇などどこでも使用が可能です。しかし「かぶれ」を起こしやすい成分なので、むやみに使うことができないということもあり、ご説明をして慎重に使用します。全身の多汗症については汗を抑える内服薬もありますが、緑内障やその他持病がある場合は飲めません。さらに副作用で目や口が乾くため、様子を確認しながら処方しています。他には漢方を取り入れることもあります。
普通の人よりも多くの汗をかく「多汗症」は体質によるところが大きく、腋窩多汗症に関しては男性よりも女性の患者さんが多いと言われます。小児期に発症することが多いとされ、手掌多汗症は小学校でプリントなどを配る際に紙に汗染みができたりして気になりはじめ、受診につながるケースも少なくありません。最近では、手のひら・わきの異常な発汗、汗に対してお薬による治療ができるようになってきました。病気そのものは治せないものの、症状をコントロールすることは可能ですので、「仕方ない」と諦めずに皮膚科を受診されることをおすすめします。
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『多汗症』は「皮膚科」で診察し、治療できる病気です
『多汗症』になる原因は「体質」によるものです。まずは原発性なのか続発性なのかを分類しなければなりません。原発性なら特に原因はなく、続発性ならば甲状腺ホルモンが出過ぎていることがあるかもしれないので、採血をして調べます。症状については局所性ならば頭部や脇、手足などからだの一部に限局して汗が出ます。局所でなければ全身性ですが、背中のあたりに多いことや、頭も背中も汗が多いけれど手足には出ないなど症状に個人差があります。
治療法については、脇の場合には塗り薬が2種類あります。その他「イオントフォレーシス」という電気を流して汗の穴を閉じるという治療があり、複数回行うことで汗が出にくくなってきます。期間でいうと、1カ月間くらい、通院頻度は週に1回〜2回ほどになります。多汗症は完治がなく一生つきあっていく疾患なので、よくなってくれば通院頻度を減らします。
脇の多汗症で塗り薬が効かない場合は「ボトックス」を注射します。その他、自費治療になりますが汗の穴を閉じる「塩化アルミニウム溶液」を患部に塗る方法もあり、手足や顔、脇などどこでも使用が可能です。しかし「かぶれ」を起こしやすい成分なので、むやみに使うことができないということもあり、ご説明をして慎重に使用します。
全身の多汗症については汗を抑える内服薬もありますが、緑内障やその他持病がある場合は飲めません。さらに副作用で目や口が乾くため、様子を確認しながら処方しています。他には漢方を取り入れることもあります。