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外反母趾の対処(治療)方法
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外反母趾と類似した病気を探す
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外反母趾と類似した病気を探す
足の指がくの字に変形する「外反母趾」とは……?
変形の初期段階(軽度〜中等度)の外反母趾は関節炎が生じ、歩行などの運動時に母趾(足の親指)に痛みを感じます。進行するにつれて母趾の付け根はさらに突出し、発赤(赤み)や腫脹(はれ)を伴って痛みが増悪します。母指の内側に胼胝(べんち:タコ)が生じるほか、靴に当たって刺激を受けることで“バニオン(Bunion)”という皮下滑液包炎(ひかかつえきほうえん)が生じることもあります。突出した母趾の付け根には神経が通っているため、神経が圧迫されることでしびれが生じることも少なくありません。特に足幅に合わない靴を履いている状態では圧迫が強くなり、痛みやしびれなどの症状が増悪するケースが多く見受けられます。
外反母趾の根本治療は、正しい靴の履き方、足部の機能評価や訓練が第一選択となります。足部構造の崩れがある場合は、インソールなども治療の選択肢となります。外反母趾は進行性の病気であり、放置すると母趾以外にも悪影響を及ぼすため早期の対処が大切になります。