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獣医師から聞いた
AGY(メガバクテリア症)の対処(治療)方法

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胃がんに発展する可能性も。異常があればすぐに受診を

●胃がんに発展する可能性も。異常があればすぐに受診を
メガバクテリアと呼ばれる真菌が鳥の胃に感染する感染症です。小鳥に広く蔓延しており、繁殖されてペットショップで販売されるまでの流通ルートのどこかで感染することが多いです。飼い始めたあとに症状が出てくるので、販売前の対策は困難です。メガバクテリアに感染すると、何年かは無症状ですが、2~3年してくると吐き気が出る、食欲が落ちる、痩せるなどの症状が見られます。胃から出血すると血便が出る、さらに進行すると胃がんを発症し死に至ります。感染しているかどうかは外観からではわからないので、動物病院で検査を受け、診断を受ける必要があります。実は鳥を動物病院につれていくという発想を持たない飼い主さんはまだまだたくさんいらっしゃいますが、それによって本来の寿命を全うできていない鳥はとても多いと感じています。予防が難しい病気なので、可能であれば小鳥を購入したらできるだけ早く病院を受診し、このような病気にかかっていないかどうかを確かめるようにしてください

貝原 剛規 院長
厚木ひまわり動物病院
貝原 剛規 院長
厚木市/長谷/愛甲石田駅
●鳥 ●ウサギ ●ハムスター ●フェレット ●犬 ●猫
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