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白血病(ハッケツビョウ)の原因

血液をつくる骨髄において、白血球系の造血幹細胞が癌化して異常増殖する病気。造血幹細胞はリンパ系幹細胞と骨髄系幹細胞とに分けられ、病気の経過から急性と慢性とに区別される。造血幹細胞が癌化する原因ははっきりとわかっていないが、後天的に造血幹細胞に生じた遺伝子異常によって発症するとみられている。放射線の被曝や発がん物質なども原因となる。

白血病(ハッケツビョウ)の症状

出血しやすくなり、感染症にかかりやすくなる。貧血や発熱の症状がみられ、全身の倦怠感や動悸、リンパ節の腫れがみられることもある。

白血病(ハッケツビョウ)の治療

急性と慢性とで対応は異なる。急性の場合では、まず白血病細胞を減らす目的で数種の抗がん剤を併用する寛解導入療法をおこない、平行して支持療法や地固め療法、または造血幹細胞移植などをおこなっていく。慢性骨髄性白血病の第一選択肢は分子標的治療薬の内服になり、効果が充分でないときには造血幹細胞移植も選択肢となる。
受診科目
内科
小児科