ドライマウス[口腔乾燥症](ドライマウス)の原因
唾液腺の機能異常をともない、唾液の分泌が低下することによっておこる。加齢や薬物、精神的ストレス、全身疾患によるものなど、原因は多岐にわたる。ドライマウス[口腔乾燥症](ドライマウス)の症状
お口の中が乾燥する病気。ヒリヒリ感や舌の痛み、口臭などが生じる。発語障害、咀嚼障害、味覚障害がみられる。ドライマウス[口腔乾燥症](ドライマウス)の治療
原因となる病気が明らかな場合は、その治療をする。口腔内の症状に対しては、人口唾液、口腔粘膜保湿剤、漢方薬などが用いられる。よく噛んで食べるなど、唾液分泌が活発になるよう心がけることも大切。- 受診科目
- 歯科
- 歯科口腔外科
この病気について3人の医師の見解があります。
歯科医師から聞いた
ドライマウス[口腔乾燥症]の対処(治療)方法
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なぜ『ドライマウス』になるの?
「ドライマウス」になる原因でいちばん多いのは、高齢者が服用している『お薬』がいっぱいあることによる「副作用」です。自覚している方もいるのですが、「もしかして薬の副作用ですか?」と患者さんから相談を受けることも。意外と歯科でドライマウスを相談するものだと認識されていません。
対処法は「唾液腺マッサージ」といって、セルフでできるので教えて実践してもらっています。それから「専用スプレー」や「ジェル」、「うがい薬」もあり、クリニックに揃えているところは多くあります。
「更年期障害」や「年齢」とともに唾液の分泌が少なくなってくるので、むし歯になりやすくなります。「自浄作用」といってよだれや唾液で口の中をきれいにする役割があるのですが、唾液が少なくなると「ばい菌」が停滞しやすくなるためです。また歯周病にもなりやすくなります。
『高血圧の薬』や『精神安定剤などメンタル系の薬』を飲んでいる方は、ドライマウスになっていることが多くあります。このようなことを歯医者さんに相談してもいいのかな?と、患者さんが思っていることの1つだと感じます。こちらからお声がけをしないと、それが原因で来院されることはありません。