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この病気について2人の医師の見解があります。
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バセドウ病は、遺伝的な背景を踏まえて発症する自己免疫疾患です。体内にTSH受容体に対する抗体がつくられ、甲状腺ホルモンの生産が過剰になるためにさまざまな症状を引き起こします。主な症状としては動悸、発汗、下痢などのほか、食欲増進に反して体重減少がみられるのもバセドウ病の特徴です。しかし高齢患者さんの中にはこれらの症状が現れないケースもあるため注意が必要です。治療では抗甲状腺薬などを使用することが一般的で、薬物療法による効果がみられない場合には手術やアイソトープ治療が検討されることもあります。バセドウ病は妊娠可能な年齢の女性に多くみられる病気ですが、妊娠している女性には使用できないお薬もあります。受診の際は妊娠の有無や妊娠を希望するかどうかなども含めて医師にご相談いただくとよいでしょう。
バセドウ病は免疫の異常によって発症すると考えられるものの、はっきりとした原因は分かっていません。40~50代の女性に多くみられるほか、患者数全体の約9割が女性ということも特徴です。主な症状としては動悸・息切れ・体重減少などがあるほか、甲状腺がある首のあたりが腫れることもあります。バセドウ病が疑われる場合は血液検査や心電図検査などによって確定診断を行い、バセドウ病が判明した場合には内服薬による治療が行われることが一般的です。内服薬によって甲状腺のはたらきを抑制できれば徐々にお薬の量を減らしていき、全体の7割程度の患者さんは寛解に至る(症状が落ち着く)とされます。
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食べているのに痩せていく……もしかしたらバセドウ病かも!?
バセドウ病は、遺伝的な背景を踏まえて発症する自己免疫疾患です。体内にTSH受容体に対する抗体がつくられ、甲状腺ホルモンの生産が過剰になるためにさまざまな症状を引き起こします。主な症状としては動悸、発汗、下痢などのほか、食欲増進に反して体重減少がみられるのもバセドウ病の特徴です。しかし高齢患者さんの中にはこれらの症状が現れないケースもあるため注意が必要です。
治療では抗甲状腺薬などを使用することが一般的で、薬物療法による効果がみられない場合には手術やアイソトープ治療が検討されることもあります。バセドウ病は妊娠可能な年齢の女性に多くみられる病気ですが、妊娠している女性には使用できないお薬もあります。受診の際は妊娠の有無や妊娠を希望するかどうかなども含めて医師にご相談いただくとよいでしょう。