前立腺炎[急性前立腺炎・慢性前立腺炎](ゼンリツセンエン)の原因
急性前立腺炎は、大腸菌やグラム陰性桿菌とよばれる細菌が尿道から侵入し、感染して発症する。慢性前立腺炎は急性前立腺炎が慢性化したものと、細菌の感染がない非細菌性のものがある。非細菌性の慢性前立腺炎には細菌ではない病原菌が関与している可能性もあるが、はっきりした原因がわからないケースもある。前立腺炎[急性前立腺炎・慢性前立腺炎](ゼンリツセンエン)の症状
急性の場合は下腹部に不快感や鈍痛を感じ、排尿時に灼熱感をともなう痛みを感じる。慢性の場合は、頻尿、残尿感、尿道や下腹部の不快感などをともなう。前立腺炎[急性前立腺炎・慢性前立腺炎](ゼンリツセンエン)の治療
急性前立腺炎では入院して抗菌薬の点滴をおこなうのが一般的で、慢性の場合、薬物療法としてニューキノロン系の抗菌薬の内服が4週間程度続ける。水をたくさん飲み、尿量を増やして細菌を排出するよう心掛けることも大切。- 受診科目
- 泌尿器科