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破傷風(ハショウフウ)の原因

土にいる破傷風菌が傷口から体内に入り、生産された毒素が末しょう神経や脊髄前角細胞をおかすことで起きる。致死率が高く、感染した人の半分が死に至る危険な病気。

破傷風(ハショウフウ)の症状

外傷後8週間以内に首や肩の張りが生じ、嚥下障害、発語障害、手足の筋肉硬直などが急速におこり、不安感、不眠、微熱などが生じて全身にけいれんがおこる。

破傷風(ハショウフウ)の治療

有効な治療はほとんどなく、予防が重要。日本国内では定期接種の四種混合ワクチンに破傷風ワクチンが含まれている。ワクチンの効果は10年以上経過すると落ちるため、土や便などで汚染した傷がある場合にはすみやかに洗浄し、追加ワクチンをおこなう。また、破傷風免疫ヒトグロブリンによる血清療法をおこなう。
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