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全身性エリテマトーデス(ゼンシンセイエリテマトーデス)の原因

膠原病の1種。発症には免疫異常や遺伝的な体質、ウイルス感染などが複合的に関与していると考えられているが、根本的な原因はわかってない。症状を悪化させる誘因として、直射日光(紫外線)、妊娠や出産、手術、過重な労働や心身のストレスなどが指摘されている。

全身性エリテマトーデス(ゼンシンセイエリテマトーデス)の症状

発熱、全身の倦怠感、体重の減少などの症状とともに、関節炎や日光過敏症、脱毛などの症状も現われる。鼻から頬にかけて蝶が羽を広げたような紅斑がみられるのが特徴で、寒い時には手指が青白くなることもある。

全身性エリテマトーデス(ゼンシンセイエリテマトーデス)の治療

初期治療が予後を左右するため、早期に専門医を受診することが大切。非ステロイド系抗炎症薬を用い、症状が重いときにはステロイド薬や免疫抑制薬によって過剰な免疫反応を抑える治療がおこなわれる。服用時には定期的な副作用のチェックとともに、医師の指示を守ることが大切である。
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