甲状腺機能低下症(コウジョウセンキノウテイカショウ)の原因
甲状腺の働きが低下し、血液中のホルモン量が減少した状態を甲状腺機能低下症という。甲状腺機能低下症には原発性甲状腺機能低下症と二次性甲状腺機能低下症があり、このうち、もっとも多い原発性甲状腺機能低下症の代表的な疾病が慢性甲状腺炎(橋本病)である。慢性甲状腺炎は自己免疫疾患のひとつと考えられており、血液中に甲状腺に対する自己免疫が生まれることで、甲状腺の機能が低下してしまうもの。甲状腺機能低下症(コウジョウセンキノウテイカショウ)の症状
だるさやむくみ、寒がり、皮膚の乾燥、貧血などがみられる。物忘れや動作が緩慢になることもあり、うつ状態に似ていることがある。甲状腺機能低下症(コウジョウセンキノウテイカショウ)の治療
甲状腺機能が正常であれば、定期検査だけでとくに治療の必要はない。機能が低下した場合には、甲状腺ホルモン薬を服用する。- 受診科目
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