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尋常性疣贅(ジンジョウセイユウゼイ)の原因

ヒトパピローマウイルスが感染しておこる。

尋常性疣贅(ジンジョウセイユウゼイ)の症状

皮膚にできる良性腫瘍で、いわゆる“いぼ”。手指の甲や足底、膝、顔などにできやすい。

尋常性疣贅(ジンジョウセイユウゼイ)の治療

液体窒素を用いる凍結療法や、炭酸ガスレーザーなどを使用して除去する。
受診科目
皮膚科

この病気について1人の医師の見解があります。

医師から聞いた
尋常性疣贅の対処(治療)方法

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自然治癒することもあるが、感染の可能性があるため、早期治療がお勧め

尋常性疣贅はウイルス性のいぼの一種で、皮膚にできる小さな盛り上がり(角化性病変)です。原因はヒトパピローマウイルス(HPV)感染で、主に皮膚の小さなキズなどから感染します。好発部位として手足の指、膝、顔など外部刺激を受けやすい場所です。見た目の特徴としてはザラザラ硬く、カリフラワー状に盛り上がる事があります。また黒い点(点状出血)が見えることもあります。通常痛みはありませんが、足底の尋常性疣贅では圧迫で痛みを感じる事があります。
基本的には接触感染で広がります。他人のイボやウイルスに感染したものに触れる事でうつる場合があります。ウイルス感染で広がる可能性あるため、自然治癒することもありますが、基本的には早期治療をおすすめします。
1つ目の治療法は液体窒素(凍結療法)です。これはマイナス196度の液体窒素を当てることにより、ウイルスを壊死させるものです。1、2週間に1回のペースで通院していただき、おおよそ5-10回程度、3-6カ月程度を目安に治療します。液体窒素を当てる際に痛みを感じる場合があります。
2つ目の治療はレーザーによる焼灼です。これは1度で取れる事が多いですが、傷跡が残る可能性があります。また自費治療のことが多く、液体窒素での治療より費用がかかります。
3つ目の治療法は漢方薬であるヨクイニンの内服です。液体窒素療法などの他の治療と併用されることが多いです。

野村 知宏 院長
さくら皮フ科・形成外科
野村 知宏 院長
品川区/小山/武蔵小山駅
●皮膚科 ●形成外科 ●美容皮膚科
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