梅毒(バイドク)の原因
トレポネーマ・パリダムという細菌がおもに性行為によって感染することによって発症する。梅毒(バイドク)の症状
性行為感染症の1つ。主に外陰部に赤いしこりが生じ、やがて全身に発疹が現われる。症状は出たり消えたりを繰り返しながら、感染から10数年かけて徐々に進行する。梅毒(バイドク)の治療
ペニシリンやミノサイクリンを用いた薬物療法がおこなわれる。- 受診科目
- 泌尿器科
この病気について1人の医師の見解があります。
医師から聞いた
梅毒の対処(治療)方法
1件中1~1件を表示
1 | < | PAGE 1/1 | > | 1 |
梅毒と類似した病気を探す
- にきび
- あせも[汗疹]
- 接触性皮膚炎[かぶれ]
- 尋常性疣贅
- 主婦湿疹[手湿疹]
- 水疱瘡
- 風疹[三日はしか]
- はしか[麻疹]
- 白癬
- 帯状疱疹
- 溶連菌感染症[猩紅熱]
- 乾癬
- 疥癬
- 伝染性紅斑[りんご病]
- 扁平苔癬
- 単純疱疹[ヘルペス]
- ベーチェット病
- 皮膚掻痒症
- 皮膚筋炎
- 尖圭コンジローマ
- 不安症[神経症]
- ツツガムシ病
- 全身性エリテマトーデス
- 紫斑
- サルコイドーシス
- 結節性多発性動脈炎
- ぎょう虫症
- 強皮症[全身性進行性硬化症]
- 川崎病
- 多形滲出性紅斑
- アミロイドーシス
- 甲状腺機能低下症
- アトピー性皮膚炎
- 皮脂欠乏症(乾皮症)
- あかぎれ
- ケロイド
- 乳児血管腫(いちご状血管腫)
- サル痘
- とびひ(伝染性膿痂疹)
- アレルギー性皮膚炎
- 蕁⿇疹
- 金属アレルギー
- 肥厚性瘢痕
- 蕁麻疹
- 水いぼ
- 肝機能障害
ほかの病気と同じように「梅毒」も早期発見・早期治療が重要
梅毒とは、梅毒トレポネーマという細菌が粘膜を介して体内に入ることで生じる感染症です。発症すると性器周辺などの感染部位にしこりのようなものを感じるようになり、その後膿がたまって「おでき」のようなものができます。この段階であれば抗生物質を内服したり、抗生物質を1回注射したりするだけで治療は終了です。
一方、梅毒を放置して数か月すると体内に入った菌が血液に乗って全身に送られ、さまざまな症状を引き起こします。主な症状としては発疹、発熱、体のだるさなどが挙げられ、数年経過すると神経や血管の病気を合併することもあります。
梅毒は母親から胎児へと感染することが分かっており、生まれてきた子どもが「先天梅毒」と診断されるケースが増えています。梅毒を予防するためにも不特定多数との性交渉を控えること、性行為を行う際はコンドームを装着することなどを徹底しましょう。