先天性永久歯欠損[先天性欠如](センテンセイエイキュウシケッソン)の原因
明らかにはなっていないが、遺伝的要素や、妊娠中の母体の栄養不足、薬物の乱用などが原因とみられている。先天性永久歯欠損[先天性欠如](センテンセイエイキュウシケッソン)の症状
乳歯が抜けても永久歯が生えてこず、歯数が通常よりも少なくなる歯の形態異常の1つ。最終的な永久歯の本数が20本から25本になることも。必然的に歯と歯の間にすき間が生じることになり、歯並びの不正やむし歯の要因ともなる。先天性永久歯欠損[先天性欠如](センテンセイエイキュウシケッソン)の治療
小児の段階では経過観察をしていき、若年層に達すれば、乳歯を抜歯し、矯正治療により歯並びを改善し、隙間を埋めていく。早い時期から診察を受け、治療を受けた方が良いとされる。- 受診科目
- 歯科
- 小児歯科
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歯科医師から聞いた
先天性永久歯欠損[先天性欠如]の対処(治療)方法
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生まれつき永久歯の数が少ない「先天性永久歯欠損」とは……?
先天性永久歯欠損とは文字どおり、生まれつき永久歯の本数が少ない状態のことを指します。小学生から中学生くらいで見つかることが一般的で、歯科医院でレントゲン撮影をした際に永久歯の数が少ないことが判明することが多いです。欠如歯が見つかる頻度が高い歯としては、下の前歯、第二臼歯、親知らずなどがあります。
生まれつき歯の本数が少ないと聞くと、何かの病気かもしれないと心配になる方がいらっしゃるかもしれません。しかし歯の本数が少ないからといって命に関わるようなことはありませんから、過剰に心配する必要はないでしょう。もしも上下の歯がかみ合っていなかったり、歯ブラシが届かない場所があったりしたら、矯正、セラミック、インプラント治療などで歯並びを整えることも可能です。気になることがありましたら、かかりつけの先生にご相談いいただくとよいでしょう。