ウサギの不正咬合の原因・症状とは?
【受診科目】
- ウサギ
※2人の医師がこの病気について述べています
獣医師に聞いた
ウサギの不正咬合の原因・症状・治療方法
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ウサギの歯が伸びすぎていたら要注意!
ウサギは切歯(前歯)と臼歯(奥歯)の両方が常に伸び続ける性質があり、繊維質を多く含む牧草を食べることで歯がすり減り、適切な長さを維持できるようになっています。しかし、牧草を食べないなど何らかの理由で歯が伸びすぎてしまい、かみ合わせが乱れると、伸びた歯が舌や頬を刺激するようになります。
不正咬合が生じると、ウサギは痛みを感じて食事をとることを避けるようになります。食欲の低下のほか、便のサイズが小さくなる、便の数が少なくなる、などの変化がみられたら、早めの受診をおすすめします。またご家庭でラビットフードを与えている場合は、原材料をチェックして繊維質の多いものを選んでいただくとよいでしょう。
ラパン動物病院
一ノ瀬 雄史 院長
- 白井市/冨士/鎌ヶ谷大仏駅
- 犬 ●猫 ●ウサギ ●は虫類 ●フェレット ●ハムスター
ウサギやデグーの食欲不振の原因は不正咬合であることが??
ウサギやデグーは前歯や奥歯が生涯にわたって伸び続けます。基本的には、牧草を食べ続けることによって歯が削れていきます。ですが、牧草が不足していたり、ケージをかむ癖があったりする子は、歯の噛み合わせが悪くなってしまい、不正咬合を起こしてしまうことがあります。症状は食欲不振やよだれです。治療方法としては、伸びてきた歯を切ったり削ったりすることです。基本的に麻酔をかけて行いますが、前歯のみの場合や動物の状態次第では麻酔をかけずに行う場合もあります。早期発見が大切なので、定期的な健康診断が重要です。
武蔵野まりん動物病院
戸谷 周太 院長
- 武蔵野市/境南町/武蔵境駅
- 犬 ●猫 ●ウサギ ●フェレット ●ハムスター ●鳥 ●は虫類 ●両生類 ●その他