師田こども内科クリニック
足立区/東伊興/竹ノ塚駅
- 内科
- 小児科
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師田 基 院長への独自インタビュー
父が開業したクリニックで自然とこの道を志すようになっていた
当院は昭和34年に父が開業したクリニックで、私で2代目になります。開業当時は、すぐお隣の栗原に医院を構えていました。その頃は病院と住居が併設していたものですから、日々の生活の中で、来院された小さなお子様の泣き声を耳にすることも日常茶飯事。また当時は往診も行っていて、私もよくついて出かけていました。そうした環境の中で育ちましたので、父に何かを言われたわけでもなく、私自身、自然とこの道を志すようになっていました。正直に言えば、「エンジニアになりたい」と浮気心を抱いた時期もあったのですけどね(笑)。
大学卒業後はしばらく、母校である東京医科大学の附属病院や関連病院などで勤務医として働いていたのですが、平成6年に父が亡くなり、急遽、当院の院長職に就くことになりました。まさに急死であったため、父と一緒に働く機会を得られなかった点は残念ではありましたが、日頃から患者様に関する話や、小児医療についてのアドバイスなどは受けていましたので、当院を引き継ぐにあたっては大きな不安はありませんでした。早いものであれから20年。現在の当院、そして現在の私があるのは父のお蔭だと、今なおとても感謝しています。
ファミリードクターを目指し、お一人お一人の健康状態に通じた専門家でありたい
冒頭でもお話した通り、当院は今から50年以上前の昭和34年に開業。私で2代目になりますので、患者様とも非常に古くからお付き合いをさせていただいています。また、私にとっては地元でもあるため、小学校時代の同級生も通ってくれているんですよ。なかには子どもどころか孫を連れてくる旧友などもいて、そうした姿を見るにつけ、時の流れの早さを感じるとともに、自分がすっかり年を取ったような気にさせられてしまいます(笑)。
さて、当院の院名には「こども」と付いていますが、お子様はもとより、大人の患者様ももちろん診させていただいています。私が理想とするのは、欧米では一般的な「ファミリードクター」。ご家族全員の健康診断や予防接種、そして病気の治療までを一手に担う「家庭医」のイメージですね。最近は医療の細分化(縦割り化)が進んでいますが、ファミリードクターを目指す私としては、ある特定の病気に通じた専門家というのではなく、患者様お一人お一人の健康状態に通じた専門家でありたいと思っています。
院長の師田先生は、子供の頃からよく知っている同級生です。とても優しくて真面目な人柄で、私も子供もお世話になっています。