東京ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

榎奥 健一郎 院長

KENICHIRO ENOOKU

地域に寄り添う「おひさま」でありたい。風邪から生活習慣病まで内科全般を広く診療し、働く世代も通いやすいクリニックを目指す

東京大学医学部卒業後、同医学部付属病院に入局。千葉の総合病院での勤務も経て研鑽を積み、2024年『御徒町おひさま内科』開院

榎奥 健一郎 院長

榎奥 健一郎 院長

御徒町おひさま内科

台東区/台東/新御徒町駅

  • ●内科
  • ●消化器内科
  • ●訪問診療

人を助ける仕事を志し、医学の道へ再出発

榎奥 健一郎 院長

私は医師の家系というわけではありません。もともと大学では理学部を専攻し、実験室で研究に勤しむ毎日でしたが、やはり人と関わり、人を助ける仕事がしたいと思って医学部に入り直した経緯があります。実際に医師になってから初めて知ることも多いものでした。医学部卒業後は消化器内科で肝臓を専門に経験を積んできましたが、この消化器内科という分野を選んだのは対象疾患が多く、幅広い患者さんの診療に対応できることが理由です。特に肝臓の疾患はアルコール性肝疾患や脂肪肝など、長期的に患者さんとお付き合いするケースが多いというのもありました。肝臓専門外来でラジオ波焼灼療法の肝臓がん治療などにも携わりながら、それと並行して複数の病院で研鑽を重ねてきました。総合内科で内科疾患も診るようになり、血圧、糖尿病などのほか、不眠や睡眠時無呼吸症候群などの診療も経験しました。そうした経験も踏まえ地域医療を提供したいと思い、2024年に『御徒町おひさま内科』を開業しました。

肝臓専門医の慧眼で内科全般を診療し、地域の健康を見守る

榎奥 健一郎 院長

『御徒町おひさま内科』は内科診療に幅広く対応しており、風邪などの症状から高血圧、糖尿病などの生活習慣病など内科全般を広く診療しています。私は肝臓が専門ですので、脂肪肝やアルコール性肝疾患など肝臓に関する病気の治療にも力を入れています。そのほか不眠や睡眠時無呼吸症候群なども対応し、この地域のみなさんが抱える一般的な体調不良を診ていくのが当院の目指すところと思っています。開院してまだ間もないですが、実際に地域の方々が多く来院されています。私自身は大学病院の外来担当も継続していますので、精密な検査や診断が必要と判断すればそうした高度医療機関と連携し、患者さんを待たせることなく最適な医療をご提供します。また、当院ではインフルエンザや帯状疱疹、肺炎球菌、風疹などの様々なワクチンによる予防接種にも対応しています。発熱がある方も診療していますし、新型コロナウイルスとインフルエンザの検査を同時に行うこともできます。検査によってこのふたつの病気が否定できれば患者さんもかなり安心できると思いますので、ぜひ当院をお役立てていただければと思います。

患者さんが明るくなって帰れるように解決の糸口を見出す

榎奥 健一郎 院長

地域のみなさんに寄り添った診療で「おひさま」のような存在を目指す――それが『御徒町おひさま内科』の名の由来です。私自身は肝臓の専門医ではありますが、肝臓だけにこだわらず、みなさんの健康に関するお悩みを聞ける存在でありたいと思っています。診療時は、患者さんが来たときよりも気持ちが明るくなって帰れるようにと心がけています。患者さんはそれぞれ不安やお悩みがあって医療機関を受診されるわけですから、少しでも早くそのお悩みを解決する、すぐに解決できなくても解決の糸口を見出すことがなによりも大事ですから。当院はこの地域の方に多くご来院いただいていますが、ご夫婦で来院されるなどご家族揃って来てくださる患者さんもいます。もちろん診療して病気を治せることも嬉しいですが、患者さんの家族間や友人間で紹介していただけると、やはり信頼されているんだなと思えてとても嬉しいですね。地域のみなさんの健康維持に貢献することが私たちの目標です。

高齢者からビジネスパーソンまで、利用しやすいクリニックに

この地域にお住まいの方、あるいはお勤めの方で幅広い患者層が気軽に利用できるクリニックにしたいと思い、『御徒町おひさま内科』は開院時間や内装にも気を配っています。午前は14時まで、午後は20時まで診療し、ご高齢の方からビジネスパーソンまで通いやすくしています。幼稚園や保育園、小学校もすぐ近くにありますので、お子さんの診療も対応しています。患者さんに圧迫感がないよう院内も明るい雰囲気にして、診療のスペースも広く取っています。院内はバリアフリーですし、車椅子やベビーカーでも来院しやすく、待合室も木目調の床や椅子なども明るい色にして居心地がよくなるような内装にしています。WEBでの予約システムも導入して院内の待ち時間も軽減し、問診もなるべく簡潔にして患者さんにお手数をかけすぎないようにしています。支払いもクレジットカードだけではなく、交通系を含めた各種電子マネー、QRコード決済などもご利用できますので、幅広い世代の患者さんが利用しやすいクリニックを意識しています。

これから受診される患者さんへ

『御徒町おひさま内科』は都営大江戸線、つくばエクスプレス新御徒町駅より徒歩3分、JR御徒町駅より徒歩8分のビルの2階にあり、バリアフリーで車椅子やベビーカーでもご来院しやすくなっています。風邪などの一般的な内科診療から消化器内科、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病など、内科疾患全般に広く対応しています。私は日本肝臓学会肝臓専門医ですので、アルコールによる肝臓の診療にも注力し、高度な医療が必要であれば当院と連携している医療機関で受診することも可能です。日々の体調のご相談、生活習慣病の継続的な診療など、健康面でお困りごとがあれば、いつでもご相談に来ていただければと思います。スタッフ一同、地域のみなさんのかかりつけ医としてお役に立てるよう精いっぱい対応しますので、ぜひご来院ください。

※上記記事は2024年1月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

榎奥 健一郎 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:釣り
  • 好きな本:三国志
  • 好きな映画:『ゴッドファーザー』
  • 好きな音楽:ヘビーメタル
  • 好きな場所:浅草
  • 好きな言葉:「思いやり」

榎奥 健一郎 院長から聞いた
『アルコール性肝疾患・脂肪性肝疾患』

肝硬変などのリスクが高まる。定期的な健診や採血でチェックを

アルコール性肝疾患とは飲酒が原因で肝臓に損傷が起きる病気ですが、仮に同じ量のお酒を飲んだとしても、肝臓にくるダメージは人によって全然違いますし、通常はほとんど症状がありません。脂肪性肝疾患は食生活などによる肥満が原因で、アルコール性疾患と同様に肝臓が悪くなります。これらの疾患は女性にも決して少なくなく、高齢化社会の今、80歳くらいになっていきなり肝硬変などの病気として顕在してくるケースもあります。特に女性は、男性に比べるとお酒への耐性が低い傾向にあり、40代でも肝硬変を発症する例もあります。しかし脂肪性肝疾患はアルコールの摂取が少なくても肝硬変のリスクは高まりますので、お酒を飲まないからといって安心できるものでもありません。治療としては、アルコール性肝疾患はお酒の量を控える、脂肪性肝疾患であればダイエットをして脂肪肝を減らすことが何より大切です。最近はお薬もありますので、定期的なチェック、自己管理、薬の服用が主になります。アルコール性肝疾患、脂肪性肝疾患いずれも症状はなく、大抵は健康診断で発覚しますので、どなたも健康診断は必ず受診してほしいです。女性は閉経してから肝障害が進みやすい傾向がありますので、定期的な健診や採血でチェックすることが望ましいです。

グラフで見る『榎奥 健一郎 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION