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上田 有希子 院長

YUKIKO UEDA

些細に思えるお悩みも、相談しにくいデリケートなトラブルも、何でもご相談ください

新潟大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院初期研修医を経て同大学皮膚科学教室に入局。以降、都内基幹病院を中心に臨床を続ける。2023年12月1日に『原宿駅前皮膚科』を開院( JR山手線「原宿駅」東口より徒歩1分、東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前駅」3番出口を出てすぐ、東京メトロ銀座線・半蔵門線「表参道駅」から早足で10分)。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。日本がん治療認定医。

上田 有希子 院長

上田 有希子 院長

原宿駅前皮膚科

渋谷区/神宮前/原宿駅

  • ●皮膚科
  • ●小児皮膚科
  • ●形成外科
  • ●美容皮膚科

地域に根ざし、ずっとずっと診ていけるクリニックを

上田 有希子 院長

中学生の時に通っていた塾の講師の方が東京大学の医学部の学生さんでした。私が高校生になって進路に迷っていた時、医学部を卒業して研修医として働いていた先生に、病院を見学させてもらったんです。それがきっかけで医学部に行くことを考えるようになりました。新潟大学の医学部に進学して、4年生の頃に、毛髪研究でニューヨーク・コロンビア大学に留学中の皮膚科の医師の元で実習する機会に恵まれました。3か月行かせていただいたのですが、毛髪に留まらず、「皮膚を診る」ということについて考えさせられました。皮膚、といっても毛髪、爪、粘膜まで含まれ、疾患もアレルギーから腫瘍、遺伝性疾患まで多岐にわたり、また、美容や健康への知識も求められます。やりがいも大きなものがあると思い、皮膚科を選択するにいたりました。
2023年12月1日に『原宿駅前皮膚科』を開院いたしました。大学時代の恩師のご実家が原宿にあって、その恩師から、「この辺りには身近に掛かれる皮膚科が少ない」と伺っていました。突然のかゆみや、転んで擦りむいてしまったりですとか、皮膚トラブルは子どもも大人も誰にでもありますよね。そうした時にお役に立てる、そして長く通っていただけるクリニックをと思い、『原宿駅前皮膚科』を開院することになったのです。

お薬を処方するだけに終わらず、丁寧にお伝えすることが大切

上田 有希子 院長

開院から1ヶ月ほど経ち、徐々に近隣にお住いの方やお勤めの方に認知していただけるようになりました。この辺りは保育園やこども園も多い場所なのですが、先だって、近くの保育園の園長先生がご挨拶に来てくださいました。それから程なくして、そちらの園のお子さんが受診されました。子ども達は活発ですから、転ぶなんてトラブルはよくあることですよね。ちょっとしたケガなどでも頼りにしていただけると嬉しく思います。
場所柄、アパレル関係の方であったり、美容師さんも多く来院されています。これも開院から間もない時期でしたが、「指も曲げられない」という美容師さんが相談に来られました。時間をかけて丁寧に生活指導や塗り薬の塗り方をお教えしたところ、1週間で症状が改善したのです。初心を思い出させていただいたと言いましょうか、やっぱりただ薬をお出しするだけでは不十分ということを改めて気づかされました。時間をかけて丁寧に伝えればちゃんと良くなるということを私たちも再認識できましたし、今後のクリニックの方針としても大事にしていきたいと考えています。

治療には様々な選択肢があることをまず知っていただきたい

上田 有希子 院長

塗り薬と一口に言っても、ステロイドもあれば、そうでないものもあります。小さなお子さんのいらっしゃる親御さんの中には、ステロイドを「使いたくない」という方もいらっしゃって、そのお気持ちは理解できます。私としては、ステロイドにこだわる必要はないと考えています。以前とは異なり、今は飲み薬や注射薬、あるいは光線療法など、様々な病気に対して使える選択肢が増えてきています。塗り薬だけにこだわる必要はないですし、飲み薬や注射薬に頼ってもいいでしょう。様々な選択肢があることをまず知っていただきたいですし、その中でご自分にとって最適な治療を選択いただければと思います。私自身、強制されるのが苦手なほうなんですね(笑)。自分で選ぶ治療であれば長く続けていただけると思いますし、実際、そのほうが効果は高いと感じます。

手術も美容も、安全性を第一に考えて

皮膚科医として初めて出向した自治医科大学にはじまって都立駒込病院や日赤医療センターなど、一貫して腫瘍の治療に携わってきました。これまで手術をライフワークとして長年修練を積んでまいりましたので、その技術や知識をクリニックでも患者さんに提供していきたいと考えています。できものや粉瘤などの小手術は、こちらでほぼ対応可能です。また手術の際には安全性を最重視し、エコー(超音波)も使用しています。小さなものなら必要ありませんが、中には卵程度の大きさのものもあり、そのくらいですと、下に血管が入り込んでいる可能性があります。出血の危険性もありますので、無用なトラブルを回避するためにも、術前にエコーで評価をします。また当然のことながら、腫瘍の場合、ダーモスコピー(拡大鏡)による良悪性の評価も欠かせません。

安全性という意味では、美容皮膚科も同様です。美容治療は日進月歩で、SNSなどで流行する治療もあります。当院では、私たちが実際に試し、効果だけでなく、続けることでの長期的な影響やリスクがないかを吟味し、本当に良いと思うメニューのみ採用しています。しみやしわ、ニキビ跡などに有効なピコレーザーも導入していますが、従来使用されてきたレーザーに比べ、肌への負担が少なく、これまで必ずおこなっていた施術後のテープ保護の必要がないものです。術後すぐにメイクも可能で、女性にとってはうれしいポイントですよね。レーザーも安全性を考慮し、アメリカFDAの認可を受けた機械にしました。機能性や効果も大切ですが、人の体に使用するものですから、安全性には変えられません。

これから受診される患者さんへ

患者さんをお出迎えする受付スタッフ、診療をサポートする看護師、チーム医療で患者さんを支える体制をとっています。患者さん第一と考えて働いているスタッフの集まりですので、安心していらしていただければと思います。『原宿駅前皮膚科』は、保険診療や手術から美容のお悩みまで、あらゆる皮膚トラブルをワンストップで完結できるクリニックを目指しています。お気軽にご相談いただきたいですし、皮膚のかかりつけ医として便利にお使いください。

※上記記事は2023年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

上田 有希子 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:野球観戦
  • 好きな本・愛読書:『ブラックジャック』
  • 好きな映画:『ゴッドファーザー』『アンチャッタブル』
  • 好きな音楽やアーティスト:マライア・キャリー
  • 好きな場所:野球場、図書館、美術館
  • 好きな言葉:「Life is like a box of chocolates. You never know what you’re gonna get.(人生はチョコレートの箱のようなもの。開けてみないと分からない)」

上田 有希子 院長から聞いた
『皮膚がん』

早期発見・早期治療の道を開くのが開業医の大きな役割

皮膚がんといっても、様々な種類があります。最も有名なのがメラノーマかと思いますが、このメラノーマ、実際にはそんなに多くはないんです。最も多い皮膚がんは、基底細胞癌というものになります。基底細胞癌は、ほくろのような見た目のものもあれば、傷様のものもあり、ケロイドのように硬くなっているタイプなど、様々なものがあります。欧米では100人に1人が罹っているされるメジャーな癌ですが、高齢化に伴い、日本でも多くなってきています。
それから、パジェット病という癌があります。病院やがんセンターであればたくさん目にするものですけども、以前勤務していたクリニックで3例を経験しました。数は多くないものの、いずれの患者さんも共通して、半年ないし年単位の治療歴がありました。この癌はプライベートゾーンにできることが多いため、皆さん恥ずかしいこともあって病院に行きたがらず、それで診断が遅れるケースが多々あります。加えて、見た目が湿疹ぽいので、誤った治療がされ、それで診断が遅れるケースもあるのです。どの疾患にも言えるこですが 、正しい診断がなければ治療に結びつくことはありません。皮膚がんの早期発見・早期治療に携わることも、私たち開業医に課せられた重要な役割と認識しています。

グラフで見る『上田 有希子 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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