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木村 暢孝 院長

HIROTAKA KIMURA

日本橋医師会の理事として、地域医療機関との円滑な診診連携をはかっていきたい。

三重大学卒業後、東京女子医大の循環器内科に勤務。羽生富士夫先生が浜町駅前に創設された当院の非常勤医師を経て、院長職を引き継ぐ。

木村 暢孝 院長

木村 暢孝 院長

浜町センタービルクリニック

中央区/日本橋浜町/浜町駅

  • ●内科
  • ●脳神経内科
  • ●整形外科
  • ●皮膚科
  • ●外科
  • ●脳神経外科
  • ●消化器外科
  • ●肛門科
  • ●循環器内科

ノブレス・オブリージュを意識し、医師として社会に貢献したい。

木村 暢孝 院長

私は開業医の家に生まれました。兄弟、親戚、そのほとんどが、医療に携わっていたのです。ですから、誰に言われるでもなく「当然、そうなるもの」と考え、ごく自然にこの道を選択するに至りました。そこには、ノブレス・オブリージュ(noblesse oblige)という考え方もあったかもしれません。恵まれた環境で育ったことは事実であり、その状況に感謝し、何らかの形で貢献しなければならないという気持ちがあったのだと思います。
三重大学を卒業後、東京女子医大の循環器内科に長らく勤務してきました。もうお亡くなりになりましたが、女子医大には羽生富士夫先生という消化器外科の名誉教授がいらっしゃいました。『浜町センタービルクリニック』は、その羽生先生が創設されたのです。私は先生に請われ、非常勤という形でこのクリニックに携わり始めました。7年前(2007年)より院長を務めさせていただき、非常勤の時代を含めますと、15、6年をこちらで過ごしたということになります。

予防から診療へ。診療から予防へ。つながる医療。

木村 暢孝 院長

循環器、消化器、呼吸器、糖尿病など、内科・外科を問わず複数の専門外来を設けていることが特徴です。さらにそれらと絡み合う形で、健康診断システムの充実が挙げられるかと思います。
これまでの健康診断は何か問題があったとしても、「病院に赴くか、赴かないか」の選択は患者さんにゆだねられていました。当院では健康診断の結果を受け、そのままシームレスに専門医が診ることが可能な体制をとっています。予防から診療へ。診療から予防へ。つながりを重視し、疾患の予防と、早期発見・早期治療に尽力しています。

まず「患者さんの信頼に応えること」を心がける。

木村 暢孝 院長

医療は、信頼関係の構築なくして成立しないのではないでしょうか。こちら側が一方的に伝えるのではなく、治療や疾患の早期発見、早期治療という目的に向かい、患者さんと一緒に歩んでいくことが重要だと思うのです。
昨今、検査の結果のみで「異常はなにもありませんので心配ないですよ」とお伝えする事例を耳にします。しかし、大丈夫ではありません。患者さんは何らかの問題を抱えてクリニックを訪れているわけですから、その問題にしかるべき対応をしなければならないのです。もし仮に、身体的な問題がないとしても、不安の根を患者さんとの会話の中から読み取り、“次”へとつなげていくべきなのです。患者さんの信頼に応えること。私たち医師はまずそれを心掛けていかなければならないと考えています。

街のお医者さんとして、「自分が診る範囲、任せる範囲」を客観する。

自らの専門外のことに関して、「どこまでが可能で、どこ以上は任せる」という境をはっきりとしておくべきだと考えます。それは自分の能力を客観視するということに他なりません。
例えば私の場合、長らく循環器を専門とし、主に心臓リハビリテーションというものに携わってきました。心臓リハビリテーションの仕事とは、心筋梗塞や心臓の手術を受けた方の運動機能の回復はもとより、生活習慣病の是正や今後の予防も含めた包括的リハビリテーションを指します。今に至り、それこそは開業医に求められるスキルかとは思いますが、無論、専門外のこともあるわけです。そちらに関しては、「任せる」という選択肢を柔軟に選んでいく必要があります。
とはいえ、専門外のことはすべて“お任せする”という姿勢はまた考えものです。自分が診て良い範囲、任せなければならない範囲。その境を正確に把握しておくことが重要と考えています。

これから受診される患者さんへ。

専門医が充実しているという利点を活かし、地域医療機関との円滑な診診連携をはかっていきたいと考えています。私は日本橋医師会の理事を仰せつかっているということもあり、地域の先生方と積極的に交流を図りながら、患者さんに最大の利益をもたらせるよう努力していく所存です。

この浜町という場所柄、私どもは、在勤者のかかりつけ医という位置づけと、地域住民のかかりつけ医という責任を担っています。それに加え、健康診断システムの充実による、早期発見・早期治療を可能にする。これら2つの柱を中心に、地域の皆様の健康に少しでもお役立てるべく、努力を重ねていきたいと思っています。

※上記記事は2014年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

木村 暢孝 院長 MEMO

循環器専門医

  • 出身地:香川県
  • 趣味・特技:スポーツ
  • 愛読書:哲学・心理学関連書籍
  • 好きな映画:オードリー・ヘップバーン主演作品、マトリックス
  • 好きな言葉:恕
  • 好きな音楽:オールジャンル
  • 好きな観光地:軽井沢、箱根

グラフで見る『木村 暢孝 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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