銀座吉田医院
中央区/銀座/銀座一丁目駅
- 産婦人科
- 内科
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吉田 正平 院長への独自インタビュー
神田から銀座へ。100年にわたる吉田医院の軌跡。
私の曾祖母が『吉田医院』を開設したのは、明治30年代(1900年頃)のこと。当初は東京・神田で泌尿器科を専門に診療していたようですが、祖母の代で銀座に移転して産婦人科を診療するようになりました。その後父が診療所を受け継ぎ、私で四代目ですから、もう100年以上にわたって医療に携わっていることになりますね。父からはずっと「何をやってもいい」と言われていたものの、やはり父と同じ医師になることを目指して埼玉医科大学に学びました。
父は東京大学医学部を卒業後、東大病院の産婦人科に勤務していました。私は最初、父と比べられることを嫌って「産婦人科医にだけはなりたくないな」と考えていたんですよ(笑)。それでも、実習で各科をまわっているうちに、外科と内科の両面からアプローチできる産婦人科に興味を持つようになって。国家試験をパスするために、全科の勉強をしたわけですから、あらゆる知識をフル稼働させたいという思いもありましたね(笑)。父と同じ産婦人科を専門にするからには、いっそ同じ土俵の中に飛び込んでしまえ!ということで(笑)、東大病院の産婦人科学教室に入局して関連病院などでも経験を重ねました。
女性専用診療時間を設け、気軽に相談できる環境を確保。
私にとって、父が亡くなったこと、診療所を引き継ぐことのどちらもが予想より時期が早かった出来事でした。それでも、祖母の代から通ってくださる患者さんのために自分が出来ることをと考え、当時在籍していた東京警察病院の仕事を兼任しながら診療をスタートしました。その後、施設の老朽化にともなって施設をリニューアルして、院名を『銀座吉田医院』に。2014年7月より、新たな環境のもとで診療を行っています。施設のリニューアルにあたって目指したのは、親しみやすい雰囲気づくり。不安な気持ちで来院される患者さんに、少しでも居心地の良い空間をご提供できたらと考え、白を基調に木のぬくもりが感じられる落ち着いたインテリアでまとめています。来院される患者さんのなかには、内科的な疾患で来院される男性患者さんもいらっしゃいますが、近隣にお勤めの若い女性からおばぁちゃままで、圧倒的に女性の方が多いですね。当院では、そんな女性たちのデリケートなお悩みに配慮して、「女性専用」の診療時間を設けています。大きな病院は何だか敷居が高い…、そんな思いから辛い症状を我慢することなく、まず私たちにご相談いただきたいと思います。