楠原 浩二 院長
KOUJI KUSUHARA
考え得る最良の環境を整え、妊娠を望まれる方々を全力サポート。
群馬大学医学部に学び、卒業後は東京慈恵医大病院へ。婦人科に入局し、生殖医療を専門に研鑽を積む。1996年に開業したのち、2014年、銀座駅近くに移転。
楠原 浩二 院長
楠原ウィメンズクリニック
中央区/銀座/銀座駅
- ●婦人科
生殖医療がマイナーな時代から、その可能性を感じて邁進。
私が高校時代を過ごしたのは、日本が高度成長期に入る少し前のことでした。同級生たちの多くは経済学部や工学部へ進むのに対して、私が選んだのは医学部。元来へそ曲がりな所があったのですが、叔父が眼科医をしていたこと、高校教師をしていた父から「会社員には向かない」と言われていたことも大きかったかも知れませんね(笑)。大学紛争のさなか群馬大学医学部に学び、卒業後は東京慈恵医大病院へ。大学時代に出会った恩師の影響もあって婦人科に入局し、生殖医療を専門にしていました。婦人科医療において、ガンなどを扱う腫瘍医療、妊娠・出産をサポートする産科と比べると、不妊症治療を行う生殖医療はまだまだマイナーな時代でした。それでも、ホルモン(内分泌)療法の可能性を感じて実践の場で経験を重ね、大学病院に在籍した25年間を含めてもう35年ほど生殖医療に携わっていることになります。
女性の気持ちを尊重し、心に寄り添う診療がモットー。
当クリニックの前身は、1996年に開業した『銀座楠原レディースクリニック』。15年にわたって診療を続ける間にだんだんと手狭になったこともあって、2014年4月にクリニック名も新たに移転・リニューアルしました。東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線「銀座駅」A1出口を出て、銀座四丁目交差点からほど近く、すずらん通り・銀座七宝ビルの6階にある婦人科・産婦人科(生殖医療)医療を行う楠原ウィメンズクリニックは、白を基調にした明るくシンプルな空間。地下鉄各線の銀座駅からすぐ、JR有楽町駅からも徒歩圏内ですから、近隣にお住まいの方はもちろん、会社にお勤めの方にも通っていただきやすいのではないでしょうか。月に1度の貴重な排卵日を逃さないため、女性特有の痛みなどにも対応するため、クリニックの診療はあえて予約制にしておりません。すべては、患者さんのために。そんな考えのもとに、処方するお薬についても、すべて院内でお渡ししているんですよ。私以外は女性のスタッフばかりで、不躾な質問をすることもありませんのでご安心ください(笑)。これまでに培った経験と実績をもとに、不妊症治療や各種婦人科検診など、女性に寄り添った診療をご提供したいと思っています。
総合的な判断から、その方に最適な不妊治療法をご提案。
今から20年ほど前、私がクリニックを開業した当初に比べると、今の方たちは「急いで結果を求める」傾向があるように思います。それは晩婚化のせいかも知れませんし、働く女性が増えたせいかも知れません。とにかく皆さん、治療のための時間をなかなか取れないという現状があるんですよね(苦笑)。なかには性行為をする時間を持てない(持たない)というカップルもいらっしゃるほどで、私としては世の男性たちにもっと頑張ってもらいたい部分もあるのですが(笑)。カウンセリングの際にしっかりとお話を聞き、検査結果などから総合的に判断して、その方にとって最適な治療法をご提案したいと考えています。
当クリニックで行う不妊症治療は、体外受精・人工授精のほか、排卵誘発剤やタイミング法など。「急いで結果を求める」ために体外受精を希望される方も多いのですが、実際には約半数の方が排卵誘発剤やタイミング法などによって自然な形で妊娠されているんですよ。反対にご希望通りの結果が得られない可能性もありますが、私をはじめスタッフ一同、患者さんのメンタル面も含めたサポートを心がけていますので、どんな事でもご相談いただきたいと思います。
更年期障害特有の不快な症状にも、多様な治療法がある。
ホルモンのバランスが崩れると生理不順を引き起こします。これらの病気は不妊症の一因となることから、当院では主に女性ホルモンをコントロールする治療を行うことで症状の改善を目指します。一方、閉経前後の女性が悩まされる更年期障害は、女性ホルモンの急激な減少が原因。更年期障害の患者さんとは長いお付き合いになることが多く、以前のクリニックからそのまま通ってくださる方もいらっしゃるんですよ。「銀座で更年期障害のホルモン治療」と聞くと、一体どれほどの料金がかかるのかと不安に感じる方がいらっしゃるかも知れません。でも実は、更年期障害の治療には健康保険が適用されるのです。お薬の種類もさまざまで、飲み薬、貼り薬のほかに、スキンケア感覚で使えるジェルタイプの薬もあるんですよ。更年期障害特有のめまい、のぼせ、動悸などの不快な症状は、我慢することなくお気軽にご相談ください。
これから受診される患者さんへ。
これまで30年以上にわたって婦人科医療に携わり、不妊症治療はもちろん出産や手術も数多く手がけて来ました。そんな私が女性たちにお伝えしたいことは、「年齢に見合ったことをして行きましょう」ということです。ひと昔前は20代で出産を経験するのが普通のことで、女性たちは健やかに閉経を迎えていました。その後時代とともに女性を取り巻く環境が変化して、今では不妊治療をしながら閉経を迎えようとされる方も少なくありません。あと10年早かった(若かった)ら、病院に通うことなく妊娠できたかも知れないのに…。そんな女性たちが、どれほどの数いらっしゃったでしょうか。それでもなお、妊娠を望まれる方々をサポートするために。私たちは考えられる最良の環境を整え、患者さんとご一緒に取り組んで参りたいと考えています。
※上記記事は2014.08に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
楠原 浩二 院長 MEMO
産婦人科専門医 /生殖医療専門医
- 出身地:千葉県
- 趣味・特技:ゴルフ、オーディオ
- 好きな本:三島由紀夫
- 好きな映画:天使の分け前
- 好きな言葉:誠心誠意
- 好きなアーティスト:シューマン、アルゲリッチ
- 好きな観光地:軽井沢、万座、草津
グラフで見る『楠原 浩二 院長』のタイプ
穏やかでやさしく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかでやさしく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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