早稲田クリニック
新宿区/馬場下町/早稲田駅早稲田駅(都電)
- 内科
- 消化器外科
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小西 洋之 副院長への独自インタビュー
医師はやりがいのある凄い仕事・かっこいい仕事。
志した明確な時期は覚えていませんが、父も医師しており(現在も当院の院長として現役です)、その姿を間近で見て育ちましたので、私自身も自然と医師の道を目指すようになっていました。特に父の場合は訪問診療もしていましたので、夜間や休日に患者様のところへ出かけることも少なくありませんでした。そんな父の姿、そして医師という仕事を目の当たりにして、「大変そう」だと思う以上に「やりがいのある凄い仕事・かっこいい仕事」だと、子どもながらに感じていましたので、その意味でもやはり、私が医師の道を志したのは父の影響が大きかったと言えると思います。
現在は父と同じく内科医をしていますが、医学部在籍時には、外科の道に進むことも考えていました。というのも、大学在学中はずっとラグビー部に所属していたのですが、体育会系の人間というのは外科に進むことが多いんですね。事実、部活の仲間の多くは外科に進みました。ただし私は、将来開業することを視野に入れていましたので内科を選択。とは言え本来、頭で考えるよりも体を動かすことの方が得意な人間なものですから(笑)、内科の中でも手技のできる消化器内科の道を選びました。
緊急往診、訪問診療など、地域の高齢者医療に貢献。
当院は、昭和51年に父が開業した、地域密着型の「町の診療所」です。私は大学卒業後、東京女子医大に入局し、その後しばらくは大学に籍を置く傍ら、非常勤の医師として当院の手伝いなどもしていたのですが、2012年に正式に副院長として就任しました。現在も週に1度は東京女子医大で外来を受け持っていることもあって、「町の診療所」でありながら、大学病院や地域の急性期病院との緊密な連携によって質の高い医療の提供が可能である点は、当院の大きな特徴のひとつと言って良いかと思います。
当院のある「早稲田」と言うと、皆様には「学生街」のイメージが強いかもしれません。確かに当院にも、早大の学生さんや、若いサラリーマンの方が大勢来院されますが、それ以上に多いのはやはり高齢の地域住民の方々ですね。近隣には戸山ハイツという大規模都営住宅があるのですが、そこは築40年を超えて入居者の方の高齢化が進んでいます。これまでは自力で通院できた方もお年を召されて外出が困難になってしまうケースも少なくありません。当院では開業当初から緊急往診、訪問診療を行っており、癌末期の緩和医療や住宅の看取りも、ケアマネージャーさんや訪問看護師さん達と連携しながら対応しています。「通院時と同じ先生に引き続き在宅でも診てもらえて安心」と言っていただけることが多く、その言葉は私自身の励みにもなっています。