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井藤 尚文 理事長

NAOFUMI ITO

働く人を応援! 質の高い痔の日帰り手術と予防医療による健康サポート

帝京大学医学部を卒業後、同大学病院にて外科診療に従事。同大学に勤務する傍ら、東京都老人医療センターでも外科医としてのキャリアを積む。1990年より“働く人を応援する”をコンセプトに夜間診療をスタート。加えて1994年まで板橋中央総合病院に勤務。同年、医療法人社団斗南堂八王子クリニックを開院。少子高齢化など社会問題と密接している高齢化社会における治療に携わるため、2005年にシルバーヒルズ八王子と八王子クリニック新町を開院。その後、2023年1月に新宿区に『八王子クリニック新宿』を開院。2023年11月に現在地へと移転(各線「新宿駅」より徒歩3分、都営大江戸線「新宿西口駅」より徒歩1分)。

井藤 尚文 理事長

井藤 尚文 理事長

八王子クリニック新宿院

新宿区/新宿/新宿駅

  • ●肛門外科
  • ●内視鏡内科
  • ●消化器内科

より多くの方の痔のお悩みを解決すべくリニューアルオープン

井藤 尚文 理事長

私たちは東京都八王子市で、30年前から痔の日帰り手術を行ってきました。遠方からも日帰り手術を希望され、来院される方が多くなったことで、交通の便が良い都心での診療を考えるようになりました。2023年1月に新宿三丁目に新宿院を小さく開院しましたが、開院から半年経たずして希望される患者さまの全てを受け入れることができなりました。より多くの方の痔の悩みの解決と、外国からの治療希望にも対応ができるようにと、十分な広さを有し、患者さまが足を運びやすい現在の場所に2023年11月に移転しました。

クリニックオリジナルの痔核根治手術「クランプトレーザー法」

井藤 尚文 理事長

私が開業をした1990年の日本では、痔は入院して治す病気でした。それまでは術後の痛みや合併症コントロールに課題があり、入院での管理が安全だと考えられていたのです。また、当時は栄養ドリンク剤の「24時間戦えますか」というCMが象徴するように、長時間労働をいとわず休日返上で働くことが美徳とされた時代でありました。現代の価値観では考えられませんが、当時の私はその渦中にいながら、入院できず働く日本人を支える必要性を感じ、痔の日帰り手術を始めたのです。痔の日帰り手術が確立される前のことであり、文字通り24時間、患者さんからの連絡がつくような体制で安全第一に日帰り手術をしていきながら、患者さんの声を頼りに術後の課題の改善を繰り返していきました。その過程で痔の手術デバイスとしてはマイナーだったCO2レーザーに出会ったのです。CO2レーザーは小さい傷からいぼ痔全体をくり抜くように切除できます。小さな傷であれば術後の痛みを軽減させ、傷が早く治るのは自明のこと。これで日帰り手術の課題を解決することができると考え、この利点を十分に発揮できる手技を日々研究し、進行した痔でも安全・快適に日帰り手術ができるクランプトレーザー法にたどり着いたのです。

痔以外の病気の早期発見にも尽力

井藤 尚文 理事長

痔は多くの方が経験する病気ですので、排便時に出血しても痔だと思い込んで来院されることも少なくありません。そのため肛門外科医の最初の仕事は、症状の原因が痔であることを確定することから始まります。言い換えれば、他の疾患の存在を否定しなければなりません。当院では大腸の検査はもちろん、骨盤内の精密検査まで行えるよう内視鏡だけでなく、CTスキャンも導入しています。クリニックであっても質の高い痔の治療を行うために、最新機器を用いて質の高い診療を心がけています。

プライバシーに配慮した空間で、患者さまの生活背景に目を向けた診療を

患者さまの生活背景に目を向けるようにしています。痔は人生のどんな時期にもなる病気です。同じ症状、同じ進行度でも、学生さん、妊婦さん、ご高齢の方では治療に望まれることは大きく変わるでしょう。命に関わることが少ない良性疾患ですから、治療方法も多岐にわたります。病気そのものではなく患者さま一人一人がどのような治療を望んでいるかを伺いながらベストな方法を探すことが肛門科の診療では重要だと考えています。
また院内の環境も大切にしています。痔は多くの方が経験する病気ですが、自覚症状があっても不安や恥ずかしさから来院を躊躇していたという患者さまは多くいらっしゃいます。当院では来院した患者さま同士が向き合うような待合の構造を避け、広々としてゆとりがあり、リラックスできる空間になるように意識しています。

これから受診される患者さまへ

クランプトレーザー法は、CO2レーザーを使用した当院独自の痔の手術方法です。通常は入院が必要な進行した症状でも当院では日帰りで手術可能です。クランプトレーザー法は小さな傷からCO2レーザーで痔だけを除去することで治療をします。傷が小さいため術後の痛みが少なく、治りが早い特徴があります。またスキンタグ(肛門皮垂)も綺麗に治療することができます。通院もしやすい立地ですので、どんな症状でもお気軽にご相談ください。みなさまのご来院をお待ちしております。

※上記記事は2024年11月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

井藤 尚文 理事長 MEMO

  • 出身大学:帝京大学医学部

井藤 尚文 理事長から聞いた
『内痔核[いぼ痔]』

痔の日帰りでの手術を可能とするクランプトレーザー法

いぼ痔(痔核)とは、肛門周辺に腫瘤ができる疾患で、内痔核・外痔核・中間痔核に分類されます。腫瘤のできた場所、その程度により痛みや出血の度合いは異なり、内痔核・中間痔核では痔核の脱出の有無および、“戻せるか否か”でその程度が評価されます。
一般的な痔核の手術では、痔核をひとかたまりにして取り除きます。これに対し、クランプトレーザー法はレーザーメスを使用し、痔核を3部位に分け、痔核切除、痔核郭清(摘出)、ジオン注射の3つの技術を合わせて行うもので、手術によってできる傷も小さいために痛みもわずかで、翌日からの仕事にも影響しません。

グラフで見る『井藤 尚文 理事長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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