中島歯科医院

中島 陽 歯科医師への独自インタビュー

同じ環境にある親友の存在が、歯科医師をめざすきっかけに

祖父と父が歯科医師であったことというのは1つですね。しかし、その父の跡を継ごうという思いは当初はそれほど強いものではありませんでした。ところがそれを後押ししてくる存在がいたのです。幼なじみで、私と同じく家が歯医者さんである親友が、「僕は歯科医師を目指す」と私に話してくれました。彼の強い思いに徐々に感化されていった私は、いつしか彼とともにこの道を目指すようになっていたのです。
歯学部を卒業後、母校の付属病院の歯科補綴第二講座に入局し、その後、埼玉県内の歯科医院に勤務して研鑽を積みました。ご存知の通り大学病院は深い専門性を有するものの、広く患者さんを診るという場所ではありませんから、地域の歯科医院で、一から十まで患者さんを診るという経験を積みたかったのです。
私が帰ってくるということを機会に今の場所に医院を移して20年弱が経とうとしています。『中島歯科医院』はもともと父が40年ほど前に開いたものでした。父は現在78歳になりますが、今も昔と変わらず元気に診療を続けています。

患者さんのライフスタイルに合わせて、最善の治療計画を

その方のライフスタイルに合った診療方針を立てていくということですね。人それぞれに生活というものがあります。例えば、「痛いところだけ、とにかくすぐに治して」という方もいらっしゃいますし、「半年先には通える時間が出来るから、その頃に…」という方もいらっしゃる。歯医者さんは、治療を終えるまでどうしても複数回いらしていただかなくてはなりません。自分の生活のスタイルに合ってないことが理由で治療が中途で終わってしまう。それは歯科医師にとってもっとも悲しいことなのです。当院においては、まずその方に合った治療計画をお示しするということが治療における大前提と考えています。

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