峯岸 玄心 院長
GENSHIN MINEGISHI
我々は、ケアを必要とする方々に最善の医療を提供できるよう『時習』します
昭和大学医学部および同大学院卒業。昭和大学医学部精神医学講座（講師）に在籍。厚生労働省保険局医療課医療指導監査室に出向。成城墨岡クリニック、渋谷もりやクリニック、五反田駅前メンタルクリニックにて研鑽を続ける。2022年7月1日に『時習堂メンタルクリニック』を開院（東京メトロ有楽町線「東池袋駅」4番出口直結、各線「池袋駅」東口より徒歩10分、都電荒川線「東池袋四丁目駅」からすぐ）。
峯岸 玄心 院長
時習堂メンタルクリニック
豊島区／東池袋／東池袋駅
- ●精神科
- ●心療内科
地域に所縁のある名をクリニックに冠して
子供の頃のことですが、友人から相談されたり、頼られたり、ということが多々ありました。ちょっとした親分気質だったのでしょうか（笑）。そうした対人コミュニケーションが職業にならないものか、と漠然と思い描くようになったのが中学3年生の頃。その後、歯科医師である父とも相談しながら、出た結論が精神科医でした。ですから、私にとって医師とは、精神科医以外になかったということなんですね。
2022年7月に『時習堂メンタルクリニック』は開院いたしました。東池袋は幼少期の思い出が詰まった場所です。今、帝京平成大学がある敷地は、その昔、豊島区立時習小学校があった場所でした。私の祖父はそのすぐ横で『峯岸時習堂』という文具店を営んでいたのです（現在も親類が継承）。祖父や地域の人たちと過ごした楽しい思い出にあやかり、東池袋の精神科医療を担っていきたいという思いから、地域に支えられた文具店の名前をクリニックに冠させていただきました。
患者さんの背景を重視
開院からまだ日が浅いのですが、今のところ、20代から40代の比較的若い層の患者さんが多いと感じます。お仕事や学業に関することで悩まれ、さらに話を深めて伺うと、対人関係の悩みから派生したストレス関連障害が多い傾向です。
診療に際しては、生い立ちや生活環境など、その方の背景を重視しています。どうしても長く辛い状態にさらされてきた方は、ストレスへの抵抗力が弱まっている傾向にあります。また、どれだけその方が支援を受けられるか、ということも大切です。おひとりで暮らされているならば、支援を受けられる体制を整える必要があります。ご家族のサポートを受けられるならばそれに越したことはありませんが、逆に、ご家族の間での人間関係に軋轢が生じてしまっている場合には、別のアプローチが必要になります。職場を含め、ストレスがかかる環境の是正を適切に提案し、どういう形で過ごされるといいのかを熟慮してアドバイスして差し上げることが第一歩となります。
薬物療法は最小限にとどめる
率直に、お薬をまったく考慮に入れないで治療を行うことは難しい、という点は、経験も踏まえ、実感しているところです。ただ、お薬を最初の選択肢として考えてしまうと、先に申し上げたストレス環境の是正に関するアドバイスが疎かになってしまうことはあるでしょう。お話を伺った上で、これからの生活をどうすべきなのか、会社でどう振る舞えば良いのか、ご本人に気づきを提供することが、我々が一番に考えなくてはならないことです。
その上で、お薬が必要なケースはについては、決して無理に勧めることはありませんが、医学的な知見に基づき、その症状に対してなぜ有効なのかをしっかりと説明して差し上げることが大切です。お薬はツールの1つに過ぎませんが、そのツールをいかに有効に用いるかを常に考えることが大事なのだと思っています。
子ども達の悩みにも耳を傾けたい
当院では、中学校や高校でスクールカウンセラーをされている臨床心理士の先生とタッグを組んで、心理カウンセリングによる治療も並行できます。その世代特有の悩みはあるけれども、そもそもクリニックをどう見つければいいのか、見つけたとして、中高生の悩みを聞いてくれるのか否か。ご本人はもとよりご両親も迷われているところで、そうした方々の架け橋として、提携している臨床心理士の先生が間を取り持ってくれています。
思春期の悩みは多岐に渡ります。小さな頃の辛い出来事は、時にトラウマとなって後年までご本人を長く苦しめてしまうことがあります。それがまだ小さな芽の段階で親御さんや周囲の支援者が気づき、キャッチすることができれば、大きな予防効果が期待できるのです。
最近は、生育環境が後に及ぼす影響についても徐々に世の中で認知されつつあります。デリケートなことですけれども、ご本人から素直な悩みを聞き、ご両親からもまたご意見を聞いて、私たちがその間を取り持つことで、より良い未来を迎えることができたらと願っています。
これから受診される患者さんへ
『時習堂メンタルクリニック』は東京メトロ有楽町線「東池袋駅」に直結しており、お忙しい方もアクセスしやすい環境となっています。どんな小さなことでも構いません。いつもの自分と違うと感じたら気軽にご相談ください。ここで1つポイントとなると思われるのが、ご家族の存在です。ご本人の自覚が難しい場合でも、周囲の方の気づきが助けとなることが多々あります。特に思春期前後の方は、ご両親と一緒にご相談ください。
「孤立」が社会の中で大きなマイナスになるという共通認識がようやく高まってきました。相談しやすいメンタルクリニックとなることで、孤立を回避する助けになれればと思っています。最善の医療を提供するため、私たちは常に「時習」に励んでまいります。どうぞお気軽にお声掛けください。
※上記記事は2022年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
峯岸 玄心 院長 MEMO
- 出身地：埼玉県
- 出身大学：昭和大学
- 趣味：ドライブ、子供と遊ぶこと
- 好きな漫画：沈黙の艦隊
- 好きな本：ノンフィクション／『コンテナ物語』
- 好きな映画：スパイアクション、マーベル系／『007シリーズ』『ボーンシリーズ』
- 好きな音楽・アーティスト：80’s〜90’sのポップス／ザ・ポリス、TOTO
- 好きな観光地：熊本県、ハワイ
- 座右の銘：初志貫徹
グラフで見る『峯岸 玄心 院長』のタイプ
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穏やかで明るく話しやすい先生 |  |
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| 穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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| 穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
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