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岡村 正之 院長

OKAMURA MASAYUKI

一人でも多くの患者さんにそけいヘルニアの日帰り手術を受けてもらいたい。傷跡を小さく、痛みを最小限に抑えることを大切に

山梨大学医学部を卒業後、多くの病院で麻酔科医としての研鑽を積む。麻酔管理を行う中で、日帰り手術における麻酔科医の重要さを再認識。その後、自らが院長を務める『新橋DAYクリニック』を開業し、現在に至る。

岡村 正之 院長

岡村 正之 院長

新橋DAYクリニック

港区/新橋/新橋駅

  • ●麻酔科
  • ●外科
  • ●内科

麻酔科医として日帰り手術に携わる重要性を感じて開業

岡村 正之 院長

私の家系には、医者は誰もおりませんでしたが、子どもの頃に身体が弱かったことや視力が悪かったことから、病院に通うことが多くありました。そのような環境がきっかけで、医者を目指すようになったという経緯ですね。
大学に通っていた頃、最初は麻酔科医になることを考えておりませんでした。医者になってから、スリランカなどの発展途上国に行くうちに、感染症内科になりたいという思いがありました。感染症に携わるということは、全身の管理が必要となる集中治療が基本です。全身を管理できて、感染症を治療していきます。そして、集中治療を行うということは、麻酔科が必要です。そのように考えている中で、麻酔科医のお話をいただけるようになり、麻酔科医になったという経過です。
私自身は、山梨大学医学部を卒業後に、大学の人事でいろいろな病院に行きました。大学を辞めた後は、そけいヘルニアなどの日帰り手術を行うクリニックを開業された医師のもと、麻酔部門を立ち上げたり運営を行ったりといったお手伝いをしておりました。その際に、手術を日帰りで行いサクッと帰るといった一連の流れを見ており、麻酔科医として関われることが面白いと感じられたのです。このようなクリニックを、麻酔科医が担うことの重要性を改めて再認識し、この新橋エリアに開業しました。患者さんは、遠方から来られる方も多くおり、開業する場所はどうしようかと悩んでおりました。そけいヘルニアは若い方よりも中高年の男性が多く、この新橋はサラリーマンの街だということも、この土地に開業を決めた理由でもあります。

麻酔科医と経験豊富な医師が連携。日帰り手術に特化したクリニック

岡村 正之 院長

当院の特徴は、そけいヘルニアの日帰り手術に特化しているクリニックであるということです。そして、院長である私は麻酔科医であります。麻酔科医が院長となった、日帰り手術のクリニックは、日本でも珍しいと言われておりますね。これまで、入院による手術が一般的とされていたそけいヘルニアの手術は、安全対策がしっかりと整っていれば日帰りでも行えるようになりました。当院の日帰り手術の執刀は、板橋中央総合病院外科部長であり、腹腔鏡手術センターのセンター長を務めておられる黒崎先生を始め、経験豊富な医師たちをお呼びして行っております。手術には、麻酔科医である私が全身管理を行い、なるべく少ない痛みで手術を行うことをコンセプトにしています。
手術に関しては、安全性を担保することはもちろんですが、傷跡を小さくすることや痛みを抑えることを大切にしております。そのために、腹腔鏡手術で傷跡を最小限にし、全身麻酔とブロック注射などを使用して手術を行います。このように、痛みが少ないことで手術後もアクティブに動けることがメリットと言えますね。そけいヘルニアは、中高年の男性に多いため、お仕事で忙しい患者さんがたくさんいらっしゃいます。忙しい中でも、しっかり治療が受けられ、時間を有効的に活用できることが、日帰り手術の特徴でしょう。
現在は、そけいヘルニアの日帰り手術に特化しておりますが、今後はもっと取り扱える疾患を増やしたいと考えております。外科的手術であれば、痔などの手術も可能でしょう。他にも、泌尿器科や眼科、耳鼻科、形成外科などの外科手術などがありますね。麻酔科医としていろいろな手術の全身管理を行い、執刀は他の病院から経験豊富な医師をお呼びして、多くの疾患に対応してけたら良いと思っております。

傷跡が小さく痛みを抑えて、患者さんのご負担を軽減したい

岡村 正之 院長

私自身、そけいヘルニアはこれまで病院で手術をしており、入院することが当たり前でした。手術を日帰りで行うことを、そこまで意識していなかったという感じです。病院の患者さんは、重症の方から比較的軽症の方まで、いろいろな患者さんがいました。それでも、だいたいの流れが決まっており、その経過で対応しておりました。そのような病院の中で、日帰り手術の患者さんがいると、対応にバタバタして大変でした。
一方、クリニックでは日帰り手術の設備や体制が整っていれば対応可能です。また、日帰り手術に特化していることで、スタッフが流れや対応に慣れており、柔軟性に富んだ手厚いサポートができるというメリットがございます。
そけいヘルニアは、入院での手術と日帰り手術では麻酔のかけ方に違いがあります。薬剤の使い方、使用する薬の種類などですね。同じ薬剤を使うにしても、違う使い方をするといったように様々です。特に、手術による傷跡をできるかぎり小さくするために、腹腔鏡で使用する手術器具も通常で使用する器具よりも小さいものを選んでいます。小さい器具を使用することで、手技は難しく大変ではあります。しかし、その方が傷跡も小さく、痛みも抑えられるでしょう。患者さんのご負担を軽減することを一番に考え、日々の診療にあたっております。

患者さんの不安を和らげるために、常に寄り添った対応を

病院で働いていた頃は、麻酔科医として手術にかかわった業務を行っており、あまり患者さんの目の前に出る仕事ではありませんでした。このように開業した今では、毎日患者さんと接している中で、とても不安を抱える患者さんが多くいらっしゃることが分かりました。私やスタッフたちは不安を抱える患者さんに対して、一番に患者さんの気持ちに寄り添うように意識して接しております。
当院に来られる患者さんは、ご相談を目的に来られる方もいらっしゃいますが、「手術をする」と一大決心して来られる方も多いですね。そけいヘルニアの日帰り手術に対して、覚悟を持っておられる患者さんが多いということです。日帰り手術を行うにあたり、患者さんの体調が入院ではなく日帰り手術に適応しているかどうか、しっかりと判断します。また、手術後にどのような状態で帰宅できるのか、基準も設定しております。日帰り手術であっても安全性は変わらず担保し、手術前の診察から手術中、手術後の経過観察など、一連の流れにチーム医療が携わります。患者さんの不安を和らげるように対応すべく、日帰り手術に特化したスタッフと安全対策を行い、体制を整えております。

これから受診される患者さんへ

『新橋DAYクリニック』は、「新橋駅」から歩いて1分ほどの新橋NFビル6階にある、アクセス良好のクリニックです。
当院では、そけいヘルニアの日帰り手術を専門としているクリニックです。患者さんによっては、入院した方が安心するという方は入院して手術をお受けする方が良いでしょう。ただし、患者さんの中には、そけいヘルニアを日帰りで手術できるということを知らない方もおられます。毎日仕事で忙しいサラリーマンたちや、入院で時間を取られたくないと思っている方は多くおり、日々の時間を大切にしたいという価値観の方々にはおすすめしたいですね。日帰りでサクッと終わらせて、また日常に戻ってアクティブに活動できるということは、日帰り手術の良い点でしょう。
まだまだ知られていない日帰り手術ですが、入院手術と比べても患者さんの時間や入院・手術にかかる費用を抑えることもできますよ。まずは、当院を知っていただき、入院ではなくこのような治療法もあるんだと思っていただけたら嬉しいですね。そして、患者さんの選択肢の一つとして考えて欲しいです。そして、少しでも気になっていただけた場合は、新橋駅からアクセスが良いため、いつでも気軽にご相談にいらっしゃってください。

岡村 正之 院長 MEMO

麻酔科専門医

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味・特技:旅行(国内外問わず)、寝ること
  • 好きな本:ノンフィクション
  • 好きな映画:忙しくてあまり見れてない。子供と一緒にアニメ映画を見ることはある。
  • 好きな音楽やアーティスト:洋楽
  • 好きな場所・観光地:スリランカ
  • 好きな言葉・座右の銘:頑張りすぎない

グラフで見る『岡村 正之 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION